News(2006年4月)
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25年間ヴォレレンガに負け無しのリーンがまた記録更新。
注目のオスロダービーで2−1で勝利した。
決勝点を決めたのはフラムからW杯までと期限つきローン移籍中のオーストラリア人エルリッチ。
「僕はシーズンスタートに向けてフラムでのポジションがあるって聞いてるんだ」
本人はすぐに戻るつもりでいるけど、ベルク監督は残ってくれることを密かに願っている。
「絶対なんて事はないからね。
僕らは彼をずっと抱え続けることが難しいと分かっていて連れてきた。
しかしもし彼が望んで、僕らに資金があった場合には、その時の判断だよ」
勝利はしたものの試合は内容は今ひとつで、監督はちょっと苦い表情(っていうか、眠くなるインタビューでした)。
「ゴールできたことはとても満足している。
2つの素晴らしいゴールだった。
しかしこの前のスタルト戦ほど良くはなかった。
僕らは凄くいい日って訳じゃなかったが勝ったんだ」
(2006.4.18)
新記録
ロアー・ストランがオーラ・ビー・リーセRBK元監督の持っていた346というノルウェーリーグ最多
出場記録を塗り替える347試合出場をスタルト戦で達成。
しかし、試合中に足を傷めてしまい、本人いわく「最低でも2週間」は出られない模様。
無理せず、記録を伸ばしていってください。
またこの試合ではDFの「たらし2号」こと、ミーカ・コッピネンも相手選手との接触で
負傷。検査の結果はさほど重傷ではないとの事で、こちらはそうそうに復帰できそう。
(2006.4.18)
キャラ違いすぎ
Dagbladetによるとトロムソで《ニューガムスト》と呼ばれ注目の選手が、
Ruben Yttergård君。左サイドでレフティーの間もなく18歳。
でも本人はガムちゃんと比べられるのは嫌みたい。(ルックスもほとんど似てませんし・笑)
「僕はプレイヤーとしてそんなに似てるとは思わない。
よりロイ・キーンみたいだし、いつも中盤の真ん中にいるよ。
今年はまず、もっと勉強しないと」
17歳でリーグデビューしたルーベン君だけど、サッカー選手を目指したのは結構最近のこと。
「私はルーベンにバスケットボールをさせようとしたの。
けど、彼に、ママ、辞めてもいい? って聞かれたのよ〜」
ルーベン君のママ、アン・トーリはちょっとショックを受けたみたい。
それというのも。
「ママはトロムソバスケットボールチームでプレーしてたんだ。で、自分のことを
2回銀メダルを獲った人間だって言うんだよ。
ママは最初僕を選手にしたかったみたい。それで僕もバスケットボールをすることになったんだ。
13歳まで1年間やったんだ。それなりに面白かったよ。
でもできれば辞めたくなった」
結局、その選択は大正解。バスケットボールよりサッカーの方が彼に向いていたようで、弱冠17歳にしてトロムソと
4年間のプロ契約を結ぶことになった。
そんな彼の今後の目標は。
「一歩ずつステップアップして、可能な限りチームに貢献する。
ゴールを決めるよ。そうなったらベンチまで走っていって叫ぶんだ」
違う個性で羽ばたいてください。
(2006.4.14)
因縁の対決
4/17はリーン対ヴォレレンガのオスロダービー。
実は、リーンはヴォレレンガに1981年7月19日から25年間負けていないとか。
チームを率いるのもドリロズで一緒に戦ったレクダルとベルクということで、
お互いよく知った仲。
人気ではヴォレレンガが上回るものの、リーンのほうが圧倒的に分がよく、
否が応でもオスロダービーは盛り上がる?
「昨シーズンのトップ3のうちの2つのチームの間でのダービーだからね。
僕らのサポーターもとても大変なことになるよ。
それは監督や選手にも伝染するね。
そしてヴォレレンガ戦は全く特別な試合になるんだ。
たとえそれが単に勝者に3ポイント与えられるものだとしてもね」
とリーンのベルク監督。
対するレクダルさん。
「リーンに対するコンプレックスはない。
僕らは不運だったんだよ。
それで勝てなかった。
リーンに対して決して特別なものはもっていない、僕らがものすごく神経質になっていたら、
コンプレックスに関して話ができるだろう。でもそんなものはない。僕らはリーンと多くの
いい試合を戦ってきたからね」
ちょっと強がりっぽいんですけど・・・。
「いずれにせよ多くの人たちが来て、充分なムードになればいいと思うよ。
それがダービーマッチにふさわしいからね」
とベルク監督しめくくり。
(2006.4.14)
友の言葉
今シーズンから古巣ローゼンボルグに復帰したステファン・イヴェルセン。
その陰には、かつての同僚で友人のヴェガード・ヘッゲムの存在が。
子供の頃から好きだったヴォレレンガでプレーするため戻ってきたステファンだったが、
仲のいいヘッゲムは、内心古巣のRBKに戻ってプレーしたいという気持ちがあることを見抜いていた。
「僕らは同時にローゼンボルグへやって来て、それ以来特別な絆で結ばれていると感じてる。
僕はステファンと連絡を取り続けてきて、それは僕がイングランドから戻ってきても変わらないよ。
彼はウルヴァーハンプトンで過ごした後、疲れ始めていた。それで彼と話をしてちょっとした助言をした。
ステファンはいいヤツだし、自分にとって何がいいかを知っている。
僕は重要なことがどのくらい多いかわからない。けどとにかく、いつ事を起こすか話し合ったんだ」
と語るヘッゲム。ステファンの気持ちが揺らいでいるのを感じ、RBKのマネージャールネ様に連絡。
「僕はまあ、こんな風にローゼンボルグに言ったんだ、もしステファンを連れてきたいと思ってるんだったら
可能性はあるよって」
そんなこんなでパパの待つトロンハイムに戻ることになったステファン。
VGTVの動画ではパパの膝の上に座って撮影されていて、何だか見てるこっちが恥ずかしかったよ・・・(苦笑)
ステファン本人は、
「金銭的なものより長期契約って事が僕にとって重要なんだ」
とりあえずこの選択に満足げ。
あとは怪我なくチームに貢献してくださいね。
(2006.4.12)
生死を共に
土曜日、ポーツマスへ向かうブラックバーンローヴァーズの一行を乗せた飛行機にのエンジンに雷が落ちるという事故が発生。
「最初は強い乱気流だった、実際何もできなかったよ。
けそ突然雷が機体に落ちたんだ。僕は窓のすぐそばに座ってたんだよ。
高い音がして光った。僕は誰かが写真を撮ってるのかと思ったんだ、だからニコッと笑ったよ」
と冗談交じりに言うガムちゃん。
彼を含むチームメートたちも命の危機にさらされたわけですが、チームメートを何らかの方法で支えようとしたかという
質問には、
「いや。彼らを救うには、彼らに何も言わないことにしたんだ。こんな状況ではだいたいそれが最良なんだよね」
北ノルウェー出身のガムちゃんは以前にこれ以上の悪天候に遭遇したこともあるようで、意外に落ち着いていた様子。
「あとで機長が来て、僕らと話をしたんだけど、かつて空でこんなひどい経験をしたことがないと言ってたよ。
けど、みんな飛行機のパイロットには敬意を示さないとね。彼らはマニュアルによって状況を乗り切って、僕らを安全に
地上に導いたんだから」
でも、サヴェージはかなり身の危険を感じ、生きていることを神に感謝したとか。
トラウマにならなければいいけど・・・。
まもなくイースター休暇を迎えるため、ガムちゃんのところにはママがノルウェーから遊びに来ているとのことで、満足げ。
「ママがタコスを作ってくれるんだ。イースター休暇でここにいるんだよ。だからとっても心地いいな」
ガムちゃんは大丈夫そうです。
(2006.4.11)
新たな戦い
唯一月曜日に行われたフレドリクスタ対ブランも1−1のドロー。
フレドリクスタスタディオンのスタンドには昨シーズン試合中に重傷を負ったダグフィン・エネリーが
サングラスに帽子といういでたち(変装?)で姿を現した。
ピッチには「我々の中にダグフィンがいる」という横断幕が掲げられ、ファンたちは彼に声援を送った。
今は退院し、リハビリを続けているダグフィン。
「今私の人生の長いトレーニングの道のりが始まったばかりだ」
昨年一番ショッキングなニュースだったダグフィンの事故。
一時は生命も危ぶまれたほどだったけれど、周囲の支えもあり、回復へ向かっています。
険しい道のりでしょうが一歩一歩進んでいく彼の姿をこれからも応援したいと思います。
(2006.4.11)
ちょっと寒い開幕
いよいよノルウェーリーグTippeliga2006が開幕しました。
初日の6試合のうち、退場者を出すなどちょっと荒れたモルデ対トロムソが3−1。
ロイヤルリーグでも底力を見せたリレストロームとローゼンボルグが3−3だった他は、
すべてスコアレスドローと、開幕にしては寂しい内容に終わってしまいました。
残りフレドリクスタ対ブランのみ月曜開催です。
(2006.4.10)