2009年2月

Nummer10

スターベクのスポーツディレクターのラーシュ・ボヒネンが明日小林大悟と正式に契約を結ぶと語った。
「我々は彼の所属する日本のクラブと合意している。そして選手とも口頭ではしているんだ。 彼は契約を結ぶためにやってくる」
というわけで、なかなかスターベク側からの発表が無くやきもきさせられましたが、1年のレンタルということで ようやく文書での正式契約、正式発表になりそう。
スターベクではグンナルションのつけていた背番号10をつけるのではと見られている。
(2009.2.11)

2009年1月

日本人初?!

昨シーズンのノルウェーリーグ《ティッペリーガ》優勝チームのスターベクが Jリーグ大宮アルディージャのMF小林大悟選手獲得に乗り出したという驚きのニュースが。
スターベクはこれからスペインのラ・マンガでキャンプを張ることになっており、 現地で小林選手と会って滞在中にお互いによく知り合う機会を設けた上で、話し合いを進める意向らしい。
「明らかなクオリティーを持ったとても興味をそそる選手であることを確信している。彼はテストプレーはしない」
クラブの会長アイナール・シュルツ氏は期待を寄せている。
既に契約の金額等については提示されている模様だが、詳細はまだ明らかになっていない(ローン契約の可能性も)。
スターベクはチームの中心だったアランジーニョを売り払い、グンナルソンもチームを去ったたため、 彼らの埋め合わせができる才能ある選手を探している。
2008シーズンリーグ優勝を飾ったスターベクにはCL予備選2回戦から出場する権利もあり、 ヨーロッパを戦うための新たな戦力獲得にとても期待しているという。
もし、移籍が決まれば、ノルウェーのトップリーグでプレーする最初の日本人ということになります。
(2009.1.28)


 

摩天楼

代表監督に復帰したドリロが臨むドイツと親善試合に向けてのメンバーが発表された。

Rune A. Jarstein (RBK)
Jon Knudsen (Stabæk)
Martin Andresen (VIF)
Trond Erik Bertelsen (Viking)
Daniel Braaten (Toulouse)
Christian Grindheim (Heerenveen)
Mounir Hamoud (Bodø/Glimt)
Brede Hangeland (Fulham)
Thorstein Helstad (Le Mans)
Daniel Fredheim Holm (Vålerenga)
Erik Huseklepp (Brann)
Tom Høgli (Tromsø) Morten G. Pedersen (Blackburn)
Tore Reginiussen (Tromsø)
Bjørn Helge Riise (LSK)
Per Ciljan Skjelbred (RBK)
Børre Steenslid (Viking)
Fredrik Strømstad (Le Mans)
Kjetil Wæhler (Aalborg)
Tor Hogne Aarøy (AaFK)

ドリロは何枚ものDVD等をチェックして50人をピックアップした中からこのメンバーを選んだと言う。
サプライズは203センチのニュータワー? トール・ホグネ・オーレイの選出(個人的にはマルさんがまだいることだけど)。
ドリロお得意の《ボーン・ドカーン攻撃》(ロングボールをボーンと入れて、ゴール前の長身選手にドカーンと合わせる)が 見られるということなのか・・・。
「とても驚いている。けど、とても嬉しいよ。僕が何に貢献できるかわかるだろう」
31歳と結構べテランの部類に入るオーレイさんですが、ジョーカー的存在になれるでしょうか?
(2009.1.27)


 

やっぱりやるのか・・・

「エジル・オルセンという有能で経験のある監督を臨時監督として紹介できるのは喜ばしいことです。 オーラ・ビー・リーセがアシスタントコーチ、フローデ・グルードスがGKコーチとして 一緒に3つの親善試合を指揮することになります。そして我々は6月の重要なW杯予選に向けていい解決法を見出すことに心配はしていません。 もし、実際にうまくいけば、継続する可能性もあります」
とノルウェーフットボール協会(NFF)は発表。
「代表チームとノルウェーのフットボールのために仕事をする同意が得られて嬉しいよ。 そして私は長く必要とされる貢献をすることを望んでいた」
とドリロ自身もコメント。
まあ、個人的に言いたいことは色々あるんですが・・・とにかく頑張ってもらいましょう。
(2009.1.15)


 

結局そう来るか

ノルウェーフットボール協会は、永続的な監督が決まるまで《ドリロ》こと かつて代表を率いて数々の伝説を作ったエジル・オルセン氏が代表チームの指揮を執ることに決めたという。
一応本命の監督は現FCコペンハーゲンのソルバッケン監督だが、デンマークリーグのシーズンが終わるまでは ドリロとビー・リーセ体制で乗り切るつもりのよう。
元《ドリロズ》たちの多くはこの選択を歓迎。
「ちょっとびっくりしたよ。でも短期的にはいい結果を残せるんじゃないかって思う」 と元DFのエルラン・ヨンセン。
「完璧な解決法だと思うよ。みんなドリロの統計に関しては反論できないだろうし、彼は暇だからね。 いい処置だし、深い湖に飛び込むのは危険じゃないと思う」 と元GKエリク様。
ドリロが1998年に監督を辞任してからはや10年。 昨年の代表チームは1勝もできないという屈辱的な結果に終わってしまっている。
ここでドリロが復活するということは結局ノルウェーには「あの」戦法しかないってことなんですかね・・・?
(2009.1.14)


 

アノ人がいた

NFFの事務局長カレン・エスペルンドとTILの監督ペル・マティアス・ホグモからなる 《ノルウェー代表監督スカウトチーム》は、ロンドン経由でマンチェスターの旅へ。
ロンドンで代表キャプテンのブレーデ・ハンゲランと会って話をしたというが、 マンチェスターでは、某クラブのリザーブチームの監督を務めるあの方に会ったのではないかと推測されている。
NFFの広報部著ローゲル・ソルヘイム氏は、
「実際に確実な話は無い、しかしどちらかと言えばサプライズは無いだろう。 多分推測は全く違っているわけではないが、無いよ」
ソールシャーの名前も候補に挙がっているようですが、現時点で実現の可能性は低そう。
そういえば、将来の夢「代表監督」だったアノ人はどうしてるんでしょうね・・・?
(2009.1.7)


 

迷走中

今年最初の代表戦まであと4週間だというのに、まだ代表の後任監督が正式に決まっていない。 かつて《ドリロズ》として代表の一時代を築いたエジル・オルセン元監督は
「私がアドバイザーになることについてNFF(ノルウェーフットボール協会)と話がしたい。 とにかく経験のある監督が必要だ」
正式に新監督が発表になる1/15まで代理監督を務める可能性も。
新監督の候補については、
「外国人が望むことは、同じようなもっとボールを持つプレースタイルだ。ノルウェーのためにはならない。 さらにずっとFIFAランキングを落とすことになるだろう」
と、ノルウェー人監督を熱望。現FCコペンハーゲンの監督、スターレ・ソルバッケンの名前を挙げる。
他にローゼンボルグの名物監督だった(そしてかつては代表を率いたこともある)ニルス・アーネ・エッゲン氏を 押す声もある。
とにかく早く決めて新体制を作り上げてください。
(2009.1.6)


 

厳しい

世界金融危機の影響で、ノルウェーリーグのクラブも経済的に逼迫してきている。
リレストロームも経営が厳しく、所有している不動産会社を手放すことが決まったという。
クラブの財政が改善されないと2010年のプロライセンス保有が不可能になってしまう懸念も。
(2009.1.6)


 

アウトドア派に

1/3の朝、ローゼンボルグの室内練習場、アブラハーレンの屋根が3日間降り積もった大雪の重みに耐え切れず落ちてしまうと言う事故が発生。
その日はまだクリスマスと年始の休暇中でトップチームの練習は2日後の予定だったため、 使用はしておらず怪我人は無かった。
とりあえず毎年恒例カナリア諸島でのキャンプに出発するまで、ホームスタジアムのレルケンダールでトレーニングすることになる見込みだが、 レルケンダールには新しい人工芝の下に雪を溶かす装置が埋め込まれているため、怪我人が出る危険性も低く問題ないと先輩のミニも太鼓判を押している。
(2009.1.4)


 

今年もよろしくお願いします

ノルウェー代表の2010W杯出場の可能性のごとく風前のともしび感が否めない当サイトですが、 よろしければ今年もお付き合いくださいませ。
(2009.1.4)