2005年3月

その道の達人に学べ

最近ブラックバーンではセットプレーで蹴ることが多くなったガムちゃん。 大事なのは微妙なコントロール。
「バイアスロン選手は打つ前に平常心を保つことに熟練している。それはフットボールプレイヤーにも大事なことなんだ」
ガムちゃんが学ぶところが多いというのが、オリンピックや世界選手権で数々のメダルを獲得している ノルウェーバイアスロン界の第一人者オーレ・アイナル・ビヨルンダーレン。 (バイアスロンはクロスカントリースキーと射撃の組み合わされた競技)
「そんな風にたくさん練習するだけさ、僕もそうしてる。それにビヨルンダーレンの的は50メートル離れている。 僕のはもっと大きくてもっと近くに見えるからね」
平常心を身に着けて、更なる技を磨いてください。
(2005.3.30)


 

リバース

ステファン・イヴェルセンはモルドバ戦に出場すればこれが代表50キャップ目。
「これが50試合目だなんて今は考えていないよ。けどたぶん試合が終わった後、僕らが勝ってたらね。 ものすごく面白いだろうね。負けたらもう一回巻き戻して新たに試合をやり直したい気がするよ」
ステファンの代表デビュー戦を観たのがついこの前のような気がしますが、時間の流れるのは 速いものですね。
怪我が多いにも関わらず代表50キャップは、パパのオッド・イベルセンの45キャップを抜く記録。
50キャップを超えると協会からその貢献に感謝を込めてシルバーコーヒーサービス(?)の権利を与えられるとか。
「自分がいいコンディションだと感じる。よくなってきているし怪我も問題ないって分かってる。 しばらくの間は病気だったけど、それは怪我から復帰するよりも回復はたやすいことだからね」
(2005.3.30)


 

あの方がお帰りまで

現在の代表キャプテン、マルさんがコンディション不良で欠場のため、 本日キャプテンマークをつけるのはルンデクバンさん。
「僕は信頼を得ていることを高く評価している。それを隠すつもりはないよ」
とはいえ一応マルさんが帰ってきたらキャプテンマークは返すつもりだそうですが。
マルさんにはマグネ、ソッリ、ラーシュン、ルディとライバルが多いのでポジション争いが熾烈で、 キャプテン以前にメンバーに入るのがまずは大事ということに。
(2005.3.30)


 

勝ちました!

U-21はモルドバに3-1の勝利。

Jan Kjell Larsen – Morten M. Skjønsberg, Kristian Flittie Onstad, Alexander Gabrielsen, Lars Kristian Eriksen – Bjørn Helge Riise, Kristofer Hæstad, Tomasz Sokolowski, Trond Erik Bertelsen (Petter Vaagan Moen from 74. min) – Lars Iver Strand (Henning Hauger from 78. min.), Øyvind Hoås.
(2005.3.30)


 

鍛えてます!

所属のドルトムントではあまり出番のないベルさんことベルドルモですが、 代表戦出場に問題はないと断言。
「現在大事な代表戦前だから僕のことについて話すことはあまりない。 試合でのトレーニングが足りないというのはメディアが作り出した事情さ。 僕は毎日フットボールしてるからね」
クラブ側で使われないという状況はアヤックス時代にも経験したこと。
「心配していない。前にもクラブチームで出番がないことがあったけど、それでも代表戦ではいいプレーしたからね」
ハレイデ監督はベルさんを右サイドバックで使う予定。
「僕は右利きだし、両方のサイドで問題なくやれると思うよ」
今シーズンが終わるとドルトムントとの契約が切れ、移籍先を探す必要があるベルさん。
「そんなことになるね。けど差し当たって固まってないよ。だから僕もまだどんな結果になるか分からない」
古巣リレストロームに行くって噂もありますが。
「それも青写真に入ってるね、うん」
ということで、オーロセンで再びその姿を拝めるかも?
(2005.3.28)


 

顔は濃く、夢は大きく

最近FCKで絶好調のマグネ・ホーセット。
相変わらずその目標はビッグクラブでプレーすること(ユナイテッドとつくチーム?)
「大きなリーグでプレーしたいよ。でも僕は自分自身に休みを与えていない」
ビッグクラブへ行く前に、デンマークリーグ、ロイヤルリーグでの勝利を目指してます。
(2005.3.28)


 

仲良し兄弟

現在ノルウェー代表はミュンヘンで合宿中。U-21代表も同じホテルに宿泊しているため、 リーセ兄弟の顔合わせが。
「僕らはたくさん走って厳しいプレーをしているよ」
現在ベルギーのブリュッセル所属の弟ビヨルン・ヘルゲ。
「僕はかなりフィジカルなプレースタイルだ。一方彼はよりテクニックを持ってるんだ」
兄のヨーン・アルネは弟を高く評価している。
とはいえ、17歳の時にモナコへ移籍し、リヴァプールへと着実にステップアップした兄と比べて、 弟はママの強いプッシュでベルギーのスタンダールリエージュへ移籍したものの、出番は少なく、 ブリュッセルに環境を移し、プレーを続ける日々。
「もちろん僕は彼を誇りに思っている。14~15歳の頃から感銘を受けてるんだ。 ここに来るまでにはちょっと比較されることに悩まされた時もあった。でも決して僕は自分自身を変えるつもりはない。 僕は自分自身のキャリアを築き上げていくんだ。 毎回成長を続ければA代表にだって入れる。今はそのことをほとんど考えていない。 僕はそうなっていってるって感じているんだ」
A代表の先輩である兄貴は。
「彼はここ2年の間に大きな進歩を遂げている。 自信を持ってプレーしているよ。たくさんプレーすることが一番重要だからね」
さて、最近ビヨルン・ヘルゲにはノア君という男の子が誕生したばかり。
「自分がパパになったっていうのは素晴らしく面白いよ」
お兄ちゃんはアリアナちゃんという女の子のパパ。
「子供は夜中に寝てるか叫んでるかだって僕に言ったりしてなかったよな」
「いや、最初の2~3週間は舌を巻いたけど、今はものすごく素晴らしいよ」
親馬鹿の2人はそれぞれの二の腕に子供の名前を刺青。
「彼は僕の後で真似したんだ」
弟は主張。
「いや、決してそんなことはない。ノアが生まれたときだろ?」
「それは間違ってると思うよ」
・・・親馬鹿というか、馬鹿兄弟です。
(2005.3.28)


 

ここもエマージェンシー

「グンナルはAチームにはいくらか充分じゃない、しかし彼がいい状態にあれば、我々はディフェンダーを一人 得ることができると考えている。 彼は選択のひとつさ」
とリレストロームのルスラー監督。
人材難から現在コーチのグンナル・ハッレの現役復帰も構想に入れている模様。
オールダム、リーズそして古巣LSKに戻ってプレーしていたグンナルももう今年で39歳。
「もし僕がそうしないといけなくなったらかなりの危機だよ。 我々はディフェンダーを豊富に抱えてるわけじゃない、しかし彼らは健康でいるように見える」
なかなか多数の選手と契約することができないノルウェーリーグは控えの層が薄いのが苦しいところ。
「僕は使えるようなコンディションを保っておかないと」
まあ、グンナル様ならやってくれるか。
(2005.3.23)


 

ぼちぼち

膝の故障を繰り返しているマルさんことマルティン・アンドレセンがトレーニングマッチでようやく試合に復帰。
ブランのユニフォームでのデビューとなった。
「足の状態は思っていたよりちょっと悪かったね。 走っても最高スピードの50パーセントしか出せないんだ。それは知ってた。筋肉は今死んだ状態だよ」
早く100パーセントに戻さないと開幕間に合いませんよ。
(2005.3.23)


 

まだまだ

トロムソとのトレーニングマッチでRBKが2-0の勝利。
中盤の要オルヤン・ベルクがこの試合で久々に90分間プレーして1ゴール。
「金曜日にこの試合でプレーすることを決めた。 もちろんちょっと不安定で緊張したけど途中で怪我のことは考えなくなったよ」
もう今年37歳になるオルヤンですが、RBKにはまだ必要とされる人材。
彼の復活はRBKにとって朗報。
「体をキープできてるってことだ。また故障が戻ってこないという保証もない。でもこんな風なら僕は 40歳までプレーできるってことだよ」
あと3年頑張ってください!!
(2005.3.22)


 

ベルリンにいます

「今はいいトレーニングをしてるから来週の水曜には間に合うと思う」
コンディション不良、インフルエンザ等で実戦から遠ざかっていたステファン・イヴェルセンも モルドバ戦には出場する気満々。
「ちょうど病気だったし、ちょっとまだ残ってる。けどもし代表戦で出場するんなら フルコンディションでないとね」
現在チームはレクダル監督がかつて所属していたヘルタベルリンのトレーニング施設を借りて調整中。 金曜日にはヘルタベルリンとのトレーニングマッチも行われる予定。
(2005.3.22)


 

セクシーでも

ようやく故障から復帰かと思われたマルさんが練習中に再び怪我。
「たぶん2週間はかかるよ。すごく困ったことだね」
監督は仕方なく、新たな選手の獲得も考え始めているとか。
(2005.3.16)


 

手抜き更新

3/30モルドバ戦に向けた招集メンバー。

Espen Johnsen (Rosenborg)
Thomas Myhre (Sunderland)
Trond Andersen (Aalborg)
Christer Basma (Rosenborg)
Andre Bergdølmo (Borussia Dortmund)
Daniel Braaten (Rosenborg)
John Carew (Besiktas)
Erik Hagen (Zenit St. Petersburg)
Brede Hangeland (Viking)
Magne Hoset (FC København)
Steffen Iversen (Vålerenga)
Azar Karadas (Benfica)
Raymond Kvisvik (Brann)
Tommy Svindal Larsen (Nurnberg)
Claus Lundekvam (Southampton)
Morten Gamst Pedersen (Blackburn)
John Arne Riise (Liverpool)
Vidar Riseth (Rosenborg)
Petter Rudi (Molde)
Sigurd Rushfeldt (Austria Wien)
Jan Gunnar Solli (Rosenborg)
Stæle Stensaas (Rosenborg)

「それでも最も難しい試合だと言えるだろう。 対戦相手の状態ということではない、全く別のことだ。 よく《もし我々がこう・・・》という話をすることがある。 いつも3ポイントをとることが重要だ。 しかしぼんやりしていてはいけない、その方法を考えないと」
ハレイデ監督の思いに選手たちは応えられるでしょうか?
(2005.3.16)


 

将来役に立つかもしれない

ついでに前日にモルドバと戦うU-21のメンバー。

Iven Austbø (Viking)
Jan Kjell Larsen (Haugesund)
Trond Erik Bertelsen (Fredrikstad)
Christoffer Dahl (Lyn Oslo)
Lars Martin Engedal (Start)
Lars Kristian Eriksen (Lyn Oslo)
Daniel Fredheim Holm (Vålerenga)
Øyvind Hoøs (Molde)
Kristofer Hæstad (Start)
Petter Vaagan Moen (Ham-Kam)
Magnus Myklebust (Lillestrøm)
Kristian Flittie Onstad (Lyn Oslo)
Bjørn Helge Riise (Brussel)
Morten M. Skjønsberg (Stabæk)
Tomasz Sokolowski (Lyn Oslo)
Børre Steenslid (Sogndal)
Lars Iver Strand (Tromsø)
Arve Walde (Brann).
(2005.3.16)


「僕はフェイントをかけた。彼はタックルしてきて、僕は彼をジャンプして越えた。 それから再び僕はボールを持とうとしたら彼の足が上がってまた僕の所に来た。 顔に受けたんだ」
FAカップレスター戦。ガムちゃんがゲットしたPKをディコフが決めて1-0。
ローヴァーズがセミファイナルへ進出を決めた。
「僕は広くプレーすることを試した。そして中盤でディコフにボールを集めるようにしたよ。PKの後はしてないけど」
すっかりイーウッドパークの人気者になったガムちゃん。
「みんな前向きだよ。そしてそれは面白いと思うよ。 僕はハッピーな人間だからね。ファンに会うとガムストはノルウェー語でスマイルかハッピーだと思ってるんじゃないかという気がするよ。 ミドルネームかニックネームなのか確かじゃないけどね」
(2005.3.14)


 

簡単に

VIFのアルディアン・ガシがハンブルグでトライアル中。
ヨー様のリーン移籍がどうやらまとまったようです。
(2005.3.9)


 

不本意

ロイヤルリーグ、FCコペンハーゲン対ローゼンボルグは2-2。
RBKがリードしていたが、ロスタイムにマグネにゴールを許してしまい、痛恨のドロー。
「満足していない。持ちこたえることができなかった。 最後にはものすごいプレッシャーがかかっていたが、最後のゴールは回避するべきだった」
とRBKのハンセン監督。
「ローゼンボルグ相手のゴールはいい感じだよ。その時はとても嬉しかった。けど今はちょっとがっかりしている。 僕らはいい試合をしていた。残念ながらいくらかのミスで高いツケを払うことになったんだ」
マグネもまだまだ満足できず。
(2004.3.4)


 

意図的?

3/3ウレヴォルで行われるはずだったロイヤルリーグのヴォレレンガ対IFKイエテボリの試合が延期に。
「昨日、機械でピッチにブラシをかけたら、芝のほとんどがなくなってしまったんだ」
コンディション不良を理由に4/3に延期されることが決定。
数日前にオスロを急激な寒波が襲い、スタジアムのヒーティングシステムも充分に機能せず、 安全にフットボールをするには程遠い状態。
「硬くて滑りやすい、スケート場状態になってるよ」
それなら、室内でやれば・・・と思うのだけれど、興行的な理由(?)で、 拒否。でも、正式な試合が延期になった代わりに、ヴァルホールでVIF対IFKの練習試合が 行われた・・・らしい(結果は3-0)。
中心選手をインフルエンザで多数欠くヴォレレンガが試合の延期をたくらんだとしか思えないんですが・・・。
そうそう、たくらんでるといえばこの方。
「プレーすることがなくなって実際のところ嬉しいよ。とにかく良かった」
コーチなのに危うく試合に借り出されそうになったボヒネン様は、出番がなくなってほっと胸をなでおろし。
(2005.3.4)


 

とばっちり

ヴォレレンガ対イエテボリの試合が延期になったため、影響を受けることに なったのが、新たな試合日程の4/3にVIFとの練習試合の予定を組んでいた リーレストローム。
マネージャーのアジはかなりお怒り。
「スキャンダルだ。まったく馬鹿にしてるよ。おかしな夜だ!
彼らが新しい日付を見つけるまでに1ヶ月もある。だからわざわざ実際この日にぶつけることに 成功したようにしか思えない」
4/3の練習試合は、リレストロームにとってVIFをオーロセンに迎え、リーグ開幕1週間前の大事なテストマッチになる予定だった。
「これで僕らは30~40万クローネを失うんだ。 けどそれよりもチームのプレーにとっての損失が大きいよ。 そんなことで決定されたんだ、もう悲惨だよ」
(2005.3.4)


 

努力の成果

FAカップ、バーンリー戦でガムちゃんが決勝ゴール。
「僕は自信を持っている。そしてここで試そうとしたんだ。今はうまくいっている」
左足に自信を持つガムちゃんだけど、今回決めたのは右足。
「3回は右足、3回は左足でゴールしてるんだ。昨日ホームゲームでは右足でどんどん撃ったよ。 両足使えるのが長所だからね」
ガムちゃんには心強いセンパイからのアドバイスもあって。
「オーレは僕に助言をしてくれるんだ。 彼は何をすべきか知っている。彼は僕はもう少しタックルして、悪口だって言うべきだって言うんだ。そして決して諦めてはいけない」
次はレスターとの準決勝。
「リーグは最重要だ。けど僕らは今FAカップのファイナルに近づいている、だからカップ戦での冒険にノーとは言えないよ」
(2005.3.2)


 

エマージェンシー!

「21人の選手中7人がいないんだ」
明日、イエテボリとロイヤルリーグの試合を戦う予定のヴォレレンガ、インフルエンザで ステファン・イヴェルセン、ダニエル・フレドリク・ホルム、 トマス・ホルム、トム・ヘニング・ホヴィ、ロニー・ヨンセン、クリスチャン・グリンヘイム、アレクサンダー・マティセン と、多数の選手が欠場予定。
そこで、アシスタントコーチのボヒネンさまが急遽出場することになりそう。
昨年までプレイヤー兼だったレクダル監督は「ここのところボールを使ったトレーニングしてないから」ということで出ないそうです。
(2005.3.2)

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