2005年10月

深刻な出来事

チェコとのプレーオフに向けた代表メンバー。

Espen Johnsen(Rosenborg)
Thomas Myhre (Charlton)
Andre Bergdølmo (København)
Bård Borgersen (Start)
Daniel Braaten (Rosenborg)
John Carew (Lyon)
Christian Grindheim (Vålerenga)
Erik Hagen (Zenit St.Petersburg)
Brede Hangeland (Viking)
Jon Inge Høiland (Malmo FF)
Thorstein Helstad (Rosenborg)
Kristofer Hæstad (Star)
Steffen Iversen (Vålerenga)
Rune Jarstein (Odd)
Marius Johnsen (Start)
Claus Lundekvam (Southampton)
Morten Gamst Pedersen (Blackburn)
John Arne Riise (Liverpool)
Sigurd Rushfeldt (Austria Wien)
Jan Gunnar Solli (Rosenborg)
Fredrik Strømstad (Start)
Alex Valencia (Start)
Ole Martin Aarst (Tromsø)

プレスカンファレンスでは代表戦のことより先に、先日のスタルト戦で重症を負ったDagffin Enerlyのことが多く語られた。
「今日はちょっと特別な日だ。プレーオフに出られるのは素晴らしい、しかしダグフィンに起こったことに比べると まったく霞んでしまうよ。悲劇的な出来事だった。 そして試合でのポイントもパフォーマンスもフットボールの試合で勝つことも霞んでしまうようなことが起こったんだ」
とハレイデ監督。
元RBKで今シーズンはフレドリクスタでプレーしていたダグフィン・エナルリーは、試合中、チームメイトに乗りかかられて首を負傷。 今のところ手術もできないかなり深刻な状態という。
「私はダグフィンを良く知っている。 今彼は一人で自分自身の試合をやらなければならない。しかし彼には我々が彼のことを思っていることを知って欲しい。 我々は彼にとって、そして彼の妻や双子の兄弟にとって最良の結果になることを願っている。 我々は指をクロスしてベストを祈っている」

「チェコはFIFAランキングで3位になっている。ノルウェーは一度2位になったことがある(ホントです・笑)。 我々が負けることもあるだろう。それは彼らを破る可能性もあるってことだよ。我々にとってフィジカルを利用することも重要になる。 とりわけヨン・カリューがいい状態で戻ってきたのは大きいよ」
そしてまた代表に戻ってきたのがクラウス・ルンデクヴァン。
「クラウスは週末ストーク戦でプレーした。いい状態だったと確認している。しかし選出された23人全員がプレーする可能性がある。 そんな風でなくちゃね。それがチームを召集した時の出発点だ」
モルドバ戦、ベラルーシ戦ではハンゲラン君がハーゲンさんと組んでそこそこのプレー。ルンデクヴァンもうかうかしてられません。
(2005.10.31)


 

ここにも

ハムカムの監督を務めていたスターレ・ソルバッケンのFCコペンハーゲン監督就任がどうやら 正式に決定した様子。
それでハムカムの後任監督がフローデ・グローダスともう1人の共同指揮になる模様。
ドリロズの後もドリロズですね。
(2005.10.31)


 

監督プチ喜び

リーグを3位で就任したリーンのヘニング・ベルク監督。
「今年我々は優勝に近いところにいた。 しかし結果的には3位だった。これにはとても満足しているよ」
優勝したヴォレレンガとは勝ち点2の差。
残り数試合の大事なところで引き分けたり、負けたりというのが響いた。
「素晴らしいパフォーマンスだった。シーズンを通してみんなの貢献と態度には満足している。 ここにいるみんなに尊敬する価値がある」
就任1年目では上々の結果。
これからも若いプレイヤーたちを育ててさらなる上位を狙ってください。
(2005.10.31)


 

言えません

ハムカムの監督スターレ・ソルバッケンにデンマークのFCコペンハーゲン監督就任の 噂が。
でも本人はノーコメントを貫いている。
(2005.10.29)


 

最終的に

2005年のノルウェーリーグが終了。
最終節引き分けたヴォレレンガがフレドリクスタに敗れたスタルトを 勝ち点1上回り、21年ぶりの優勝。
ボド・グリム、オーレスンが降格決定。 モルデが入れ替え戦に回ることに。
(2005.10.29)


 

むこう行ったら蛇出るしー(笑)

トロムソのニールセン監督(ニールセン弟)は、来期以降指揮を執るつもりがないらしく、 クラブは代わりの監督を物色中とか。
それで白羽の矢が立ったのがその昔日本ではサンフレッチェやヴィッセル、ノルウェーでも リーンなどで監督を務めていたスチュワート・バクスター氏。
現在は南アフリカ代表を指揮しているが、W杯出場の夢が断たれたため辞任を考えているらしく、 お誘いには前向き。
「TILとこれ以上の話し合いをする前にここ南アフリカでの私の状況をクリアにしなくてはならないだろう。 状況はかなり単純だ。彼らは私に続けて欲しがっている。私はしたくない。 あまりにも困難なことがが多すぎる。私はセネガル戦を最後にしたいんだ。 その後で我々が答えを出すことになると考えてるよ」
(2005.10.28)


 

アノ人とチームメートでした。

スタルトのプレイヤー、トディ・ヨンソンは2003年FCコペンハーゲンが優勝した時に ミュッゲンと一緒にプレーした仲。
「エリク・ミュクランと一緒にプレーするのはとても素晴らしかった。 すごいフットボールプレイヤーで同様に凄い人間だった。 ミュクランはFCコペンハーゲンでスターだった。プレイヤーもファンもあのノルウェー人を 愛していた。エリクは高いステータスを得ていた。 しかし決してそれを使わなかった。 たとえ彼が偉大なプレイヤーだとしても、他以上の賞賛を決して感じさせなかった」
数々出てきたニューミュッゲンたちもご本人の域にはまだ届いていない。
「彼はパルケンで最も素晴らしいゴールのひとつを決めている。 隅のとても長い距離からのキャノンシュートだった。
チームでエリクと一緒に攻撃するのが夢だったよ。 たとえあいコンタクトがなくっても分かっているかのようにボールが来る正確なポジションに 走っている。偉大なプレイヤーだよ」
ああ、今何してるんですか? ミュッゲン・・・
(2005.10.27)


 

そういえば

トーレ・アンドレ・フローが練習中に膝を故障し、全てが決まる最終節オッド戦への 出場が微妙。
(2005.10.27)


 

最後の最後だ

ノルウェーリーグ25節が終了し、優勝を争うスタルトはボドグリムに1-1のドロー、ヴォレレンガは RBKに0-2で破れ、勝ち点45で並んだ。
共に勝利したRBKとTILは残留圏内。 ボドグリムは降格が決定。
勝ち点30のハムカム以下の4チームが最終節に残留をかけて厳しい戦いに臨むことに。
もちろん優勝も最後の最後で決まります。
(2005.10.24)


 

2/6000

モルドバ戦で唯一のゴールを決めたのはシグルド・ルシュフェルト。
実はこの方94年のアメリカW杯でもメンバーに入っていた超ベテラン。
「私にとってFWとしてゴールを獲るってことは重要だった」
セットプレーを含め、何度もゴールチャンスがありながらなかなか生かせずフラストレーションが溜まる状態だったが 相手のミスにも助けられてしっかりゴール。
「試合は波があった。かつては悪い時期もあった。しかし3ポイント取れたことに満足している。 今日はそれが重要だったんだ」
ルシュフェルトをアシストしたのは同郷ヴァツソ(Vadsø)出身のガムちゃんことモルテン・ガムスト・ペデルセン。
「10番をつけた彼はどこに僕がいようと左だって右サイドにいたってとにかく僕を求めて走ってくれたんだ。 今日プレーするのは面白かったよ」
出身地が同じということで2人は仲良し。
「ものすごく面白かったよー。僕らはそこに住んでいる人間が6000人しかいないようなところから来たんだからね」
とにかくこの二人のコンビネーションのおかげで大事な勝ち点3を獲得。
「僕らがプレーした中で最高の試合ってわけじゃない。けど満足するべきだよ。 早い時間にゴールすることを夢見ていた、でも僕らは自分たちが思ったようにプレーするのが上手かった。 むこうはディフェンスに6人も置いていた。それがインターナショナルフットボールだよ、ただ走ったりゴールしたりするだけじゃなくてね。
うまく僕らがコントロールしてたと思うよ。だから決してナーバスにはならなかった。それに今日は観客が素晴らしかったよ」
スタンドを埋めた満員の観客にも後押しされた代表、プレーオフでもガンバレ!
(2005.10.9)


 

要は結果

大事なモルドバ戦、相手GKのミスもあり、ガムちゃんのコーナーキックをルシュフェルトがヘッドでゴール。
この1点を守りきり大事な勝ち点3をゲットし、グループの2位以上を確保。

Thomas Myhre, Andre Bergdølmo, Erike Hagen, Brede Hangeland, John Arne Riise, Morten Gamst Pedersen, Christian Grindheim, Kristofer Hæstad, Marius Johnsen (Jan Gunnar Solli from 63min) Steffen Iversen (Thorstein Helstad from 90min), Sigurd Rushfeldt (Daniel Braaten from 81min).

「これは我々が肩の荷を降ろしてミンスクに行けるってことを意味している。 ものすごい開放感だよ。 1-0でモルドバに勝ったってことは、歴史の本には大した結果として残らないだろう。 しかし今日はノルウェーフットボール界にとって大きな結果だよ」
ハレイデ監督も一安心。
(2005.10.9)


 

お疲れ様

ヴィーキングのオステンスタが、UEFA杯グループリーグの試合が終了した後の引退を 決意。
寂しくなりますね。
(2005.10.9)


 

痛すぎる

トレーニング中にオーレ・マルティン・オルストが怪我。
「いいニュースじゃないよ。オルストはゴールを獲る典型的プレイヤーだったのに」
カリューに代わるFWにと考えていたハレイデ監督はがっくり。
「オルストは左足の裏の筋を伸ばしてしまったんだ。モルドバ、ベラルーシ戦には 間に合わないよ。そのために家に戻ったんだ」
代表ドクターのアンデルセン氏は復帰に2週間ほどかかると見ている。
それじゃUEFA杯、ローマ戦に間に合いませんよ!
(2005.10.6)


 

やる気

ブラックバーンではコーナーやフリーキックなどのセットプレーから得点にからんでいるガムちゃん。 代表にもその勢いを持ち込みたいと考えているようで。
「僕はスティグ・インゲともっと自分の条件で蹴りたいという話をしたんだ」
その条件とは、
「ゴールに入るようにボールを蹴りたい」
マンチェスターユナイテッド戦でもコーナーから見事なゴール決めてましたね。
「ブラックバーンでは毎日トレーニングをしている。 代表チームでは波があるけど、今回はとてもいいスタートをしているんだ」
そして左足の印象が強いガムちゃんが最近は右サイドでもプレーを。
「このサイドでかなり多くプレーしている。ブラックバーンでは試合毎に15分ほどはね。 そしてライン際へ行って右足でもボールを上げられる。 同時にこのポジションでピッチをクロスして左足を使う可能性もあるよ。僕は右足も使えるってことを思い出したんだ」
どんなプレーを見せてくれるか楽しみです。
(2005.10.6)


 

お相手

UFFA杯のグループリーグに進出したノルゲの2クラブの対戦相手が決定。

★グループA
モナコ
スラヴィア プラハ
ハンブルガーSV
CSKAソフィア
ヴィーキング

★グループE
ローマ
FCバーゼル
レッドスター ベオグラード
ストラスブール
トロムソ
(2005.10.4)


 

約束だから

オスロダービー、リーンがお約束どおり勝利し、首位を争う2チームに勝ち点4差まで接近。
「絶対に優勝について話すつもりは何もないよ。自分に約束したんだ」
ベルク監督、内心秘めた想いがあるのか、単にゲンを担いでるのかわかりません。
上位に入れば、この冬ロイヤルリーグに出場して小銭も稼げますが。
「ロイヤルリーグについては考えていない。次の試合、トロムソ戦のことを考えている。 彼らはヴォレレンガにもスタルトにもガラタサライにも勝っている。それは我々が どれだけ集中しないといけないかということを物語っている」
トロムソは日曜の試合で、首位を争うスタルト相手に3-1ですよー。
ハットトリック決めたオルストのトップスコアラータイトルも確実?!
(2005.10.3)


 

こんなダービー

10/2はリーン対ヴォレレンガのオスロダービー。
これは優勝の行方を決めるためにも大事な試合。
ちなみにヴォレレンガは1981年からリーンに勝ってないんだそうです。
「個人的には、ヴォレレンガを破るってことは他の対戦相手より重要ってわけじゃない」
リーンのベルク監督。
「国で一番になるってことのほうが意味がある」
激しくスタルトと優勝を争うヴォレレンガのレクダル監督。
2人は年齢も近く長く代表で一緒に戦った仲間でもあり、実は密かなライバル心があるのではないかと 思いますが、とりあえず相手についてのコメントを見ると・・・。
「チェティルはとても野心的だ。彼は強い闘争本能を持っていて、メンタルが強いんだ」
「ヘニングはとてもとても頑固で集中力があり全力を注ぐことができる。 彼は物事に最大限のものを与えるのが上手い。そして周囲に大きな影響を及ぼすことができる」

監督2人のダービーの思ひ出
★ヘニング・ベルク(リーン監督)
1.バーンリーVSブラックバーン 0-2(2000.12.17)
この2つは実際にライバルだ。チームは17年間対戦してなかった。ムードはまったく病的だったよ。
2.リヴァプールVSマンチェスターU 2-3(1999.9.11)
僕はゴールで名誉を得た、しかしそれは脇に追いやられたんだ。ジェイミー・カラガーがオウンゴールで 清算したんだ。僕はちょっと呪われてたね。
3.レンジャースVSセルティック 0-1(2003.10.4)
チームは毎年4~5回対戦する。にもかかわらず毎試合全く過激だよ。

★チェティル・レクダル(ヴォレレンガ監督)
1.リレストロームVSヴォレレンガ 11-12(PK)(2003.8.6)
2.テニスボルシアベルリンVSヘルタベルリン2-3(1999.10.13)
彼らとの対戦はとても特別な試合なんだ。テニスボルシア戦はカップの2試合に出たが、これは僕らが勝って、 最初の試合は負けたんだ。
3.ローゼンボルグVSモルデ2-2(1004.9.11)
この2つのクラブの間にはいつも激しい対抗意識がある。そしてそれは続いているんだ。
(2005.10.2)


 

スペック

ウエストブロムイッチ戦でガムちゃんはコーナーキックからクチのファーストゴールを アシスト。
「この試合に勝利したのはユナイテッド戦以上に大きなことだよ。 僕らにとって半分より上の順位に来たってことがとても大事なんだ」
(2005.10.2)


 

無理みたい・・・

クラウス・ルンデクヴァンが故障のため、モルドバ戦とベラルーシ戦の出場は絶望。
「検査からまだ完全に復帰する許可をもらってないんだ。けど残念ながらそれは良くないってことだね」
レディング戦で痛みを感じそのまま戦列を離れたクラウス。
代表には代わりにスタルトからの6人目の刺客ロアー・ホーランが選ばれております。
(2005.10.2)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です