2005年6月

あの人に愛されて

カリューのベシクタシュからフランスのリヨンへの移籍が発表された。
「彼は4年契約にサインした。彼はベシクタシュにいる時のように多くのものを得られる、契約にはいくらか別の用意もあるんだ。 けど給料は下がったりしないよ」
カリューの代理人フロッド氏。
ベシクタシュでカリューがもらっていたのは推定3000万から3500万クローネ。
「我々は攻撃の選択肢を広げるため、強くて速いFWを求めていた。チャンピオンズリーグではもっとフィジカルなプレーをすることを 特に考えていたからね」
カリューの獲得を喜ぶウリエ監督。
「彼がバレンシアにいる時、私は彼をリバプールに連れてこようとした。けど上手くいかなかった。 リヨンも今回彼を欲しがったのは面白いね。今彼はここにいるんだ」
期待に応えられるかは、本人次第で。
(2005.6.27)


 

40歳まで

プレーすると言われているRBKのオルヤン・ベルク。 故障で7週間戦列を離れていたが、この日曜日の試合でようやく復帰予定。
「ボド・グリムは僕の選択肢の一つだよ。ルナールとまた一緒にやるのは楽しいからね」
リーグ一のMFと言われた彼もRBKとの現在の契約が切れた後は、古巣ボド・グリムで弟と一緒にプレーするのもいいかなー と思っているご様子です。
一方RBKマネージャーのルネ様も2年の契約延長を用意して引止めにかかる模様。
(2005.6.19)


 

アジ撃沈

リレストロームのマネージャーフィヨルトフトは、クラブのウエブサイトで ベルドルモの獲得を断念したと発表。
「アンドレにもう少し時間が必要なのは理解している、しかし今日が我々のデッドラインだったんだ。
我々は選手本人といい話し合いをして、もしベルドルモが故郷ノルウェーに帰ってくる場合の条件について 合意していたんだ。 我々はもちろん他のいくつかの国でのような給料を払えるってわけじゃない。しかしアンドレにはそのような国をチェックするのに もっと時間が必要だと言うことはわかってるよ。 LSKは引き続き我々のクラブを補強することができるプレイヤーを求めているよ」
国外のクラブからのオファーがあるというベルさん。
でも、「今は言えないよ」だそうです。
(2005.6.19)


 

あと1勝

女子の欧州選手権準決勝でスウェーデンと対戦したノルウェーチーム。
2-2のまま延長に突入。延長後半にGulbrandsenの劇的なゴールが決まり3-2で勝利。
決勝はイーウッドパークでドイツと対戦することに。
(2005.6.17)


 

プチニュース

サボりまくってますがとりあえず、プチニュースです。

★現在はSIFのスタッフをしているヨスティン・フロー兄ちゃんが、 チームの窮状を救うために、現役復帰も考えているとか。
★ソールシャーの復帰は10月ごろ?!
★ブルージュを離れたがっているソリード監督の就職先はボルドー、ウディネーゼ、シュトットガルトなど数々の クラブの名前が出たがオリンピアコスが濃厚?!
★ブランがボドグリムのトロン・フレドリク・ルードヴィクセンとFCKのマグネ・ホーセットの獲得を狙っているらしい。
(2005.6.15)


 

とにかく欲しい

リレストロームのマネージャー、フィヨルトフトはノッティンガムフォレストとの契約が切れた ヒエルデを獲得する意向。
「我々はディフェンダーを求めている。そして特にヒエルデは候補者だよ。 我々は以前からよく知っている。だから彼は恐らくテストは実現しなかったんだ。 だけど今この状態では獲得したいプレイヤーだよ」
LSKはディフェンダーを欲しがっており、ベルさんも移籍候補。
ベルさんにはレンジャース、ヒエルデにはデンマークのAGFも興味を持っているとかで決定にはもう少し時間がかかりそう。
(2005.6.8)


 

ノスタルジー

ハルデンで、94年アメリカW杯に出場したかつてのノルウェー代表のメンバーと、同じく元スウェーデン代表の メンバーが試合を行った。
結果は3-0でノルウェーの勝ち。スールロットが2ゴール、ソルトベットが1ゴール。
VGにはご丁寧にも採点とコメントが載ってまして。

Frode Grodås 6
Gunnar Halle 8
Erland Johnsen 7
Kjetil Rekdal 6
Erik Pedersen 6
Lars Bohinen 7
Kåre Ingebrigtsen 6
Trond Egil Soltvedt 7
Kent Bergersen 7
Gøran Sørloth 8
Mini 9 BB
Erik Thorstvedt 7
Kjell Olofsson 8

コメントは略しちゃったけど(グンナルなんて「引退してたの?」なんて言われてました・笑)以上のようなメンバーです。
94年の代表とは言えども、アジやミュッゲンやベルクやヨスティン兄ちゃんなどがいないので 寂しい限り。
一方スウェーデンもブロリンとラベリ以外に誰が出ていたか分かりません。
シュバルツ、テルンはいなかったんだろうな・・・(スウェーデンというとこの2人が刷り込まれてるものですから)
(2005.6.8)


 

ちっちゃいけど速いっ!

イタリア戦で一躍注目選手となったクリストファー・ハースタッド。
出身がスタルトということでセンパイのミュッゲンと比較されることも多い。
「けど彼はミュッゲンより足が速いよ」
とハレイデ監督。 代表の先輩たちもドッフェンのプレーには高評価。
「彼はとても素晴らしかった。でも驚いちゃいないよ。彼はインターナショナルクラスだ」
と、GKのミューレ。
「ものすごく素晴らしい試合だった。彼はプレッシャーをかけるのが上手いし 凄く良く走る。彼は絶対にもっと一緒にプレーすることを考えるプレイヤーだよ。 でも驚くようなことじゃない。僕は彼をトレーニングで見てるしね、彼は自分の できることをやれる利口なプレイヤーだよ」
キャプテンのマルさん。
「僕はU-21で前に一緒にやったことがあるんだ。A代表でも喜んでまた一緒にプレーしたよ」
コメントがお花ちゃん系なガムちゃん。
「彼はいいプレーをした。彼は信じられないくらい速く動くんだ。 素晴らしいデビューだったよ」
カリューセンパイ。
そんな彼の元には国外からオファーが来る可能性も。
「スタルトにはとても満足している。けどオファーが浮上したら、もちろん考えるよ」
彼の好きなクラブはマンチェスターユナイテッドで、イングランドでのプレーに憧れてるらしいです。
でもハレイデ監督には「セリエAのプレイヤーみたいだった」とか言われてたんだとか。
(2005.6.6)


 

偉大なセンパイたちのお言葉

A代表が最近イタリア代表に勝ったのは、今をさかのぼること14年前、6/6 ユーロ予選でのこと。
《トト》ダールムとボヒネンがゴールを決め、後半1点返されたが 2-1どうにか逃げ切ったという試合。
当時のメンバーたちは、大事な一戦を前に当時も振り返ってアドヴァイス。

★エリック・トルストベット
「ノルウェーは自分自身でチャンスを創り出そうとしなくちゃいけない、 そしてただ単に下がってちゃ駄目だ。 イタリアはいいチームだ。でも倒せない相手じゃない。 彼らは予選を通して戦ってきている。そして彼らは引き分けでもよしとするだろう。 我々には可能性がある」
★カール・ペッテル・ローケン
「イタリアは0ー0でも、満足するだろう。だから我々は攻撃に力を入れないと。 攻撃的に行くことはチームにもよい結果をもたらすことを望んでいる。 コスタリカ戦の前半のようじゃ駄目だ。 セットプレーも重要になってくる。91年の試合は僕の代表でのすごくいい経験として残っている。 いい時間を過ごしたよ。宴会ではものすごいムードだったのを覚えてる」
★トーレ・ペデルセン
「イタリアはピッチにスパーマンなんて誰もいない。 確信を持つことが重要になってくる。 今の代表チームはパフォーマンスも色々だと思うよ、けどウレヴォルの観客を前にして 僕らは背中を押されながらプレーしなくちゃならない、それがチームを引き上げてくれるよ」
★ルネ・ブラツェット
「複雑なことをしちゃいけない、ただ自分たちのプレーをしないと。 そしてチャンスをつかむんだ。 何が自分たちのいいところか分かっている、そしてこの試合の中でその質を上げていかないと。 14年前とは全く違った試合になるだろう、けど新しい驚きがあると思うよ」
★ポール・リダーセン
「91年の試合、僕らはハーフタイムまで2-0でリードしていた。 今回もまたタフなスタートになると思う。 ちょっとした時間でプレーを導いていくことができる。 FWに後ろを取られちゃいけない。けど思い切って前へ、そして自分たちのアグレッシブな プレーをすることだ」
★ラーシュ・ボヒネン
「ノルウェーはこの対戦に向けてかなり準備していると思うよ。 オーゲ・ハレイデとスティグ・インゲ・ビヨルンビーと 他のスタッフたちは自分の仕事をすることを考えている。 イタリアはまあ、高いレベルにある、しかしノルウェーは全てのポジションにおいて プレーを高めるようにしないとね。イーブン以上で、91年に僕らがやったように いい結果を残せるよ」
(2005.6.4)


 

コロコロ系

今回の代表に招集された中で、注目されているのが、スタルトの21歳、クリストファー・ハースタッド。
何か小柄でコロコロしてて顔もうちの長男に心なしか似てたりする(笑)。
ニューミュッゲンと言われる彼の愛称は《Doffen》。
彼にはA代表に選出されると特別ボーナスが貰えるという付帯条項の契約をクラブで交わしているらしい。
「そのとおりだよ。契約では僕がA代表のベンチに入るごとに支払いに特別給を得られるってなってるんだ」
その金額はナイショだそうですが。
「5桁? まさか。そんな凄い金額なら話さないよ」
でもちょっとしたお小遣いにはなりますよね。
(2005.6.4)


 

ガムちゃんネタで

ガムちゃんとバイアスロンのトッププレイヤー、オーレ・ アイナル・ビヨルンダーレンはオスロのトップスポーツセンターで時々会っていろいろと話をする間柄。
「僕はオーレ・アイナルにどんなことを考えて、大会に向けてどのような準備をするか、そして位置についたときどのように集中しないか質問したんだ。 それを決める細かいことをね。ピッチでデッドボールを蹴る状態において示すちょっとしたこともね」
イタリア戦ではプレースキックに多くの期待が寄せられているガムちゃん。 驚異的な集中力を見せてきた偉大なアスリートの経験から学ぶことは多いはず。
「オーレ・アイナルは僕に他の全てを遮断することについて論じてくれた、今現実にしようとしていること以外の考えを全てね。 彼はそんな風にして多くの仕事を成し遂げてきた。 凄い精神力だよ。
僕もまたそうなんだ。僕ら両方ともやらなくちゃいけないときにそれをやるってことについて話した。 イタリア戦ではそうなるから心配ないよ。ビヨルンダーレンは銃で命中させ、僕はボールに命中させるってことだね」
(2005.6.4)


 

弟分に続け!

ノルウェー対イタリアU-21の試合は78分にリーセ弟ビヨルン・ヘルゲがゴールを決めて1-0の勝利。
スタンドでは兄のヨーン・アルネを含むA代表のメンバーたちが弟分たちに熱い声援を送った。
「ビヨルン・ヘルゲのパフォーマンスは輝いていた。 とてもいい働きをしていた。いいパフォーマンスだったし、ゴールを目指してとにかく走り、不必要にボールを失うことはなかった。 しかし圧勝ってわけじゃない。我々はフットボールができるっていうところを見せられた、今素晴らしい気分だよ」
試合後、ハルヴァール・トーレセン監督は満足のコメント。

Rune Jarstein, Lars Kristian Eriksen (Morten M. Skjønsberg from 46min.), Kristian Flittie Onstad, Børre Steenslid, Trond Erik Bertelsen, Christian Grindheim, Petter Vaagan Moen, Bjørn Helge Riise, Lars Iver Strand (Henning Hauger from 68min.), Daniel Fredheim Holm – Magnus Myklebust (Branimir Poljac from 79min.).
(2005.6.4)


 

両方よろしく

イタリア戦を前に元気いっぱいの子犬、もといガムちゃん。
「イングランドのシーズンが終わった後。9日間の休みがあったんだ。 だからコスタリカとのトレーニングマッチでは完璧じゃなかった。 けどここのとこ僕はいいセットプレーのボールを蹴っている。 リズムが戻ってきてるんだ、それに今日は特にうまくいった。 トレーニングの最後のほんのちょっとの間に詰め込んだんだ」
コーナーやフリーキックでのガムちゃんの左足からのボールに期待がかかる。 ブラックバーンで何度も経験し、精度も上がっているはず。
「いい仕事ができるよ。でも僕の右足も忘れちゃいけないな。 全く悪くないんだからね。セットプレーでのボールは危険さ」
(2005.6.2)


 

あの方たちの行く末

代表に選ばれたメンバーたちの中には、この夏以降どこでお仕事することになるか 不確かな人たちもたくさんいるらしく・・・

★クラウス・ルンデクヴァン
3~4週間のうちに何が起こるかは言えないよ。 サウサンプトンからのサインは得ていない。 しかし、セルティックとゴードン・ストラカンが本当に興味を持っているなら、とても面白いことになるだろう。
★アンドレ・ベルドルモ
レンジャーズがイタリア戦に僕を見に来ることになってるんだ。 そして1週間のうちには全て決まるよ。リレストロームと合意することも望んでるんだけど。けど他にも興味をもってるクラブが たくさんあるし・・・
★ブレーデ・ハンゲラン
昨年にはエバートンと契約することになると思ってたこと以来、多くを学んだんだ。 まずクラブを移籍するんだったら国外に出ることを希望するよ。ヴィーキングもノルウェーのクラブへ売ることを 望んでいないと思う。
★アズール・カラダス
ベンフィカでの僕のことを新しい監督がどのように計画してるのか緊張するよ。 僕にとってトラパットーニが去ってしまったのは残念だね。
★ヨン・カリュー
1ヶ月以内に決めることになる。僕はベシクタシュでとても満足している。しかし1ヶ月のうちにはいろんなことが起こるからね。
★トミー・スヴィンダル・ラーシュン
4つのクラブが興味を持ってくれている。 2つはドイツで2つはドイツ以外さ。 僕にとっていい仕事になるだろうし、クラブを移籍するのはポジティブなことだよね。
★トーマス・ミューレ
僕はサンダーランドにぜひ残りたい。 しかし他のクラブも興味を持ってくれている。 サンダーランドから受けたオファーはあまりにもひどいんだ。

クラウス、ベルさん、スコットランドは勧めません・・・
(2005.6.2)

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