2004年10月

薄氷を踏む

ノルウェーリーグ最終節。
前節までローゼンボルグ、ヴォレレンガとも勝ち点、得失点差とも並び、最終戦の結果次第で優勝の行方が決まるという 大事な試合、ヴォレレンガは残留のかかったスターベクに3-0で快勝、しかし、13連覇を狙うローゼンボルグは リーン相手に4-1の勝利。
これで、勝ち点、得失点差とも変わらないが、(レギュレーション不明なので推定・・・)総得点のまさるローゼンボルグがかろうじて優勝を決めた。
降格はソグンダールとスターベク。ボド・グリムが入れ替え戦を戦うことに。
この先のことは考えられないというマルさん、これからどうするよ・・・
(2004.10.31)


 

そんなこと言ってられない

最終戦に残留を賭けるスターベク、だがキャプテンのマルティン・アンドレセンは鼠頸部を傷め、出場も危ぶまれる追い込まれた状態。
「ボールを持つたびに鼠頸部がどんどん悪くなってくる。 数多くのインサイドパスにはとても耐えられないよ。 かなり良くない」
ドクターとフィジカルトレーナーが痛みを取る治療を行っているが、 代表戦に出場するなど充分な時間を取れなかったため、かなり悪くなっているのが現実。
「タフにならないと。しかし、我々は彼らを破るのだと強く思っている。 (もしモルデがボド・グリムに勝った場合は)引き分けでもいいんだけど」
満身創痍のマルさん、相手は優勝を狙うヴォレレンガだが、何とか最終戦を乗り切って残留を勝ち取りたいと願っている。
「何の考えも浮かばないよ。次のシーズンは考えていない」
降格したらなんて考えられません・・・
(2004.10.26)


 

いつか戻る場所

「オスロは満足できる街だ。自分の属する故郷だと感じる場所だよ。」
現在ミルウォールにローン中のヨー・テッセム。
彼の心の中にあるクラブはやはり古巣。
「もしノルウェーに帰る場合には、オスロでリーンだけが可能性のあるクラブだよ。 最後にそこにいた時、クラブの状態はやりやすかったんだ、そして街にも満足だしね。 今もリーンとコンタクトを取り続けているよ」
ミルウォールとのローン契約は年内一杯、その後はサウサンプトンに戻るのかどうか まだ不明・・・
「起こることを暗示するものは何もないよ。 ミルウォールとは12月までだしね。新しい年になった時に、まだ可能性が残されているのか この先何をもたらすのか口にすることは難しいよ」
ミルウォールではデニス・ワイズ監督の信頼を得てFWとしてプレーしているテッセム。 先日の試合では初ゴールも挙げた。
「新しいチームにおいてフィットするにはミッドフィールダーよりフォワード の方が短い時間で済む、だからミルウォールではトップで上手くいってるんだ」
(2004.10.26)


 

ショック

先日のFCコペンハーゲン対ヴィーボリの試合で、スタジアムのスタンドの9メートルの高さ から観客が落下し、死亡するという事故があった。
「事故ついては話をしたくない」
その事故の様子を目撃してしまったマグネ・ホーセットはかなり強いショックを受けている 模様。
(2004.10.26)


 

いい加減にしましょう

「彼には3000万クローネに相当する契約を無効にすることはできないよ。 しかしだね、もし降格した場合、モルテンがブラックバーンから出て行くという約束が契約の中には 含まれている」
と語るモルテン・ガムストの父、エルンスト・ペデルセン。
実はこのあたりの話は悪名高い元代表キャプテンの自伝に彼と代理人のルネ・ハウゲとの会話として 書かれているらしい・・・
《ルネ! (ベルクは言った)ルネ! 契約においてモルテンには条件をつけることが大事なんだよ。 条件だって! 彼はもし大変な事態に陥った時には自由になりたがってるはずだよ! ブラックバーンが降格するとか、 例えばね。そんな条件を加えられるかい、ルネ? OK?》
なにやらこのような電話での会話が・・・。
ねぇ、自伝なんでしょ? どうして他人のことばっかり書いてるのよ?!  
(2004.10.26)


 

どっちが厳しい・・・?

ローゼンボルグはボド・グリムに0-1、ヴォレレンガもハムカムに0-1と辛勝し、 勝ち点45でどちらも譲らず、優勝決定は最終節に持ち込まれた。
最終節の対戦相手はRBKがリーン、VIFがスターベク。
今シーズンの成績だけを見ると下位に沈んでいるスターベクを相手にするVIFのほうが 有利なようだが、スターベクも最終戦に残留をかけるだけに負けるわけにはいかず、 激しい戦いになりそうな予感。
残留争いは13位のスターベクから10位のヴィーキングまでが勝ち点3以内のため、どこが 降格するか、また入れ替え戦を戦うことになるかはまだ予断を許さない。
(2004.10.25)


 

まだわかりません

新監督を探すRBKは、マネージャーのルネ様他がオランダでトロン・ソリード監督に接触。
まだブルージュとの契約が1年半残っていることと、彼の妻もトロンハイムに戻りたがっていないこと、 そして彼自身が国外のビッグクラブを率いてみたいという希望を持っていることなどがあり、 実現の可能性は五分五分くらいかな(私の勝手な判断で・・・)
(2004.10.24)


 

ようやく

ミルウォールにローン移籍しているテッセムが、カーディフ戦で移籍後初ゴールを決めた。
試合は引き分けに終わったもののとりあえず良かった良かった。
(2004.10.24)


 

戻ってきた

一度は現役引退を表明した女子のベテラン選手ヘーゲ・リーセだが、 モチベーションが戻ってきたとかで、あと1年ストレーメンでアシスタントコーチ兼選手として プレーすることに。
(2004.10.24)


 

いつかはね

ヴォレレンガで指揮を執るレクダルさんには、ブンデスリーガ、ヘルタベルリンの監督に 就任するのではないかという噂がついて回っている。
「今の目標はヴォレレンガをトップクラブに引き上げること」
とまだ任期を2年残し、クラブを離れるつもりはないようなレクダルさんですが、 将来代表監督に就任するためにも国外のクラブで指揮を執って経験を積むことは視野に入っているはず・・・?
(2004.10.23)


 

悩ましい

ローゼンボルグの新監督にソリード氏の名前が挙がっていることについてマネージャーのルネ様は、
「興味のある名前だよ、もちろん」
と答えつつ、具体的な接触についてはコメントを避けた。
(2004.10.23)


 

大不評

余計なことをついつい言わずにはいられないヘニング・ベルクの自伝「BERG」が発売され、その内容が関係者に波紋を呼んでいる。
昨年ポルトガル戦前に起こったカリューとリーセの喧嘩の後、カリューからベルクに届いたというSMS(携帯のショートメッセージ?)の 内容をその自伝に掲載したというのが主な波紋の理由らしいけど・・・。(すみません、時間がなくて詳細まで読めてないのよ)
「僕はヘニングのようなことはしたくない。残念だよ」
と、1992年に「MINI」という自伝を出した、ヤコブセンさん。
「フットボール関係者にとってはネガティブなことだと思うよ。ロッカールームでのこと、ロッカールームで起こったこと喧嘩についてや社会的なことでも 書かないっていうのが約束だからね」
かつての同僚ボヒネンも否定的。
「自分のチームメイトについて公表するに際しての限度がある。 それは明らかだよ。あまりにも退屈な自伝が世に出るのが多すぎると思うね」
自らも「Elsket og hatet」という怪しい自伝を出しているフィヨルトフト。
「ヘニングはプライベートについてのことはほとんど書かないと聞いていた。 2人の間のメッセージの授受はプライベートの範囲内のことじゃないかと思うよ」
ブラックバーンでもチームメイトでホテルのルームメイトでもあったスティグ。
とにかく評判悪いです。
売らんとしての話題づくりの感が強いです(まあ、人気のある選手じゃないしね)が、そこまでしなくても・・・・。
(2004.10.23)


 

希望

「もし、トロンが希望してかつ可能なのであれば、彼はこの困難な仕事を引き受けて、舵を取りローゼンボルグ丸を正しい方向へ導いてくれると思う」 今シーズン限りでの辞任を口にしたオーラ・ビー・リーセ監督。
後任の監督にかつてRBKを率いていたトロン・ソリード(現クラブブルージュ監督)を希望している。
「決してないなんてことはないと学んでるからね。しかし、ブルージュとの契約がまだ1年残っている。 とはいえ、ローゼンボルグはノルウェーで指揮を取る可能性が最も大きなクラブであることに間違いはないね」
ご本人も結構乗り気です。
(2004.10.22)


 

いよいよ

ホームでPSVに1-2と敗れてしまったローゼンボルグ。 これでグループリーグ敗退が濃厚に?
リーグ戦でも13連覇に黄信号が灯り、オーラ・ビー・リーセ監督の解任も噂されている。
今シーズンはディフェンスが悪いと言われているがリーセットは反論。
「単に数字と結果だけのことだ。 去年よりディフェンスはいいよ。 今年もまたいい仕事をしているんだけど、ここのところは代表招集や過密試合スケジュールのために 一緒にトレーニングする時間がほとんどないんだよ」
残りはあとわずかですが、立て直せるんでしょうか??
(2004.10.21)


 

悪い癖

ようやくニューカッスルのリザーブマッチにまで出場できるようになったロニー・ヨンセンだが、 また膝を傷めてしまい、週末の試合出場は絶望的です。
(2004.10.20)


 

ママの力次第??

スロベニア戦はドローに終わったが、U-21監督のトーレセン氏はビヨルン・ヘルゲ・リーセの 成長を認めている。
「代表における彼にとっての最高の招集だったよ」
兄のヨーン・アルネに比べると線の細さが否めなかったビヨルン・ヘルゲだが、 ママの売り込みのおかげもあって、ベルギーのスタンダールリエージュに移籍。
今シーズンからは出番を求めてブリュッセルへローン移籍中。
「彼にとって大変幸運な選択だった。移籍の後、彼はものすごく成長したからね」
兄と違って右サイドが彼のポジション。
「高いレベルでいい経験をすることができた。 そして毎日学んでいる。 上に上がるのはこれ以上の道はないよ」
成長したビヨルン・ヘルゲが目指すのは兄と同じA代表でプレーすること・・・?
「考えていない。ここでとても満足している。成長し続ければいつかそんな日もくるだろうね」
まもなく恋人のレナさんとの間に子供が生まれるそうです。
(2004.10.15)


 

笑顔が見たい

「今日みたいな観客を持つことがものすごく重要だよ。 12番目のプレイヤーになるんだから。 声援になるかブーイングになるかでは大きな違いがあるけどね」
スコットランド戦では途中出場でかなりイマイチの出来だったガムちゃんだが、 スロベニア戦では大事な2ゴール目を決めた。
「今日は僕のコンディションが良くないという誤りを正すことができた。 ものすごく面白い試合になったよ。今日もほとんどいいプレーができた。 良くなっていってることは間違いないよ」
いいプレーをしてくれれば、観客も後押ししてくれます。
(2004.10.15)


 

定番

スロベニア戦でゴールを決めたカリューは喜びの「ゆりかごダンス」パフォーマンスを披露。
「その時その場で思いついたんだ。
特に観客に起こったことを知らせたい気がしたから」
先日自らがパパになったことが判明したばかり。
「観客の支えがすごくいい感じだったよ」
息子の母親であるスーザン・マムッディさんは国外にいて、試合を見てはいなかったが、 知り合いから喜びの報告を多数受けたという。
「すごくいいことだし面白いわよね。 心からそう思っているわよ。 彼のために喜んでいるの。彼は充分に立派なパパよね」
そういえば昔レクダルさんもやってたな・・・
(2004.10.15)


 

久々の快勝

スロベニア戦はカリュー、ガムちゃん、オデゴールのゴールで3-0と完勝。
貴重な勝ち点3をゲットして得失点差でグループ2位まで浮上。

GK
Thomas Myhre
DF
Andre Bergdølmo, Erik Hagen, Claus Lundekvam, John Arne Riise
MF
Jan Gunnar Solli, Martin Andresen, Tommy Svindal Larsen, Morten Gamst Pedersen (Alexander Ødegaard from 80min.) Steffen Iversen (Frode Johnsen from 88min.)
FW
John Carew (Sigurd Rushfeldt from 76min.).

中盤でいい動きを見せたヤン・グンナル・ソッリ。
「試合の後はよく熟睡できないんだ。昨日もまたそうできなかったよ。 ちょっと夜も興奮してたからね。
個人的に全てうまく行くと面白いよ。さらにそれがチームにある程度いい影響を 及ぼすとさらに面白いね。 常に何らかの行動をする。けど、同時に僕らが勝つには他の選手たちのパフォーマンスに 頼っている。チームは常に注目を浴びなくちゃいけないんだ」
(2004.10.14)


 

スコアレス

ノルウェーU-21はスロベニア相手に得点できず0-0のドロー。 今ひとつ勢いに乗れず。
(2004.10.13)


 

さすらいの旅へ?

「僕はドルトムントとの新しい契約を望んでいる。 でもその知らせを受けることは非現実的だ。 だから見つけないとね・・・他を」
ドルトムントとの契約が来春に切れ、自由契約になることもあり行き先を探している ベルさん。
「なるべくなら国外でプレーし続けたいと願っているんだけど、一番はドルトムントか他のドイツのクラブだね、もしくは他の国か・・・」
もちろん国に帰ってオスロ近郊のクラブでプレーすることも視野に入れている。
(2004.10.12)


 

難しい

先月試合前に発作を起こして病院に運ばれたカール・オスカー・フィヨルトフト。 治療は続けられているが、今後プレーを続けられるかは微妙な状況。
「今年彼がこれ以上プレーを続けることはない。 単に今シーズンも残り数週なのとカール・オスカーの回復 にストレスを与えたくないからだ」
とハマビーのドクター、レアンデルション氏は語る。
「彼はユーモアを取り戻し、再び普通の生活を送れるようになった。 一方、彼がフットボールのピッチに戻ってこられるか口にするのは難しい」
本人のモチベーションも下がっているようで、悲しいけど現役引退ということも・・・
(2004.10.12)


 

ペラペラはペラペラ

誰が中盤のボスになるか? これが現在のノルウェー代表につきまとっている問題、らしい。
いや、今に始まったことではないと思うんですけど・・・。
ドリロズの頃、ペラペラな中盤を支えていたレクダルさんは・・・
「以前はラーシュ・ボヒネン、スターレ・ソルバッケン、ミュッゲン、ベント・スカンメルスルー、 エイヴィン・レオナルドセン、そして私がいた。 どんなプレーをしてもとにかく批判は受けたよ。 我々は決して充分に良かったわけではない。 でも強固な中盤だった、今それに代わるのは難しいよ」
結構自信あったんですか?
「マルティン・アンドレセンがベストだがコンディションが良くないようだ。 ヤン・グンナル・ソッリはスコットランド戦ではポジティブで驚かされた。 でも彼はボスってタイプじゃない、まだね。 アドリアン・ガシが早いうちに中盤に定着してうまくやるんじゃないかな。 ペッテ・ルディは中央でヨーン・アルネがピッチに走りこんでくるのを必要とするタイプだ」
今は 五十歩百歩、どんぐりの背比べですかね。
(2004.10.12)


 

ユーモアの精神

ベルクへのインタビュー後編です。 ゴメンね、ルディ君のネタ没にしちゃった・・・

Q:選手たちが代表チームをボイコットするのをどう思う?
A:代表をボイコットする理由はよくわからない。 代表戦より家族を優先するっていう選択は理解できる。

Q:(長いので省略)僕らは学生新聞で最近のフットボールプレイヤーたちのベストチームを作ったんだけど。 チームの名前は「Old Bold All Star」。
ゴールキーパーはブルース・グロブラー、ディフェンダーはロベルト・カルロス、ヘニング・ベルク、ヤープ・スタム、フランク・ルブーフ 、中盤がトーマス・グラヴェセン、スティグ・トフティン、スターレ・ソルバッケン、ジネディーヌ・ジダン、フォワードはジャンルカ・ヴィアッリ、 ヤン・コラー。
リザーブはロビー・ラッセル、トマス・ラベリ、ヘンケ・ラーション、サルバトーレ・スキラッチ。
審判はピエルイジ・コッリーナだよ。(以下省略)
A: たぶんここ30年ほどのうちに髪を失ったフットボールプレイヤーはこれだけじゃないね。 このチームはなかなかいい選択だよ、それに試合の後あんまりシャンプーが必要ないよね。

Q: 試合でプレーしなくなってどんな感じ? ノルウェーのためにプレーしないことを寂しく思い始めていない?
A: 毎日のトレーニングがないのは素晴らしいよ。僕はたくさんプレーすることが出来て幸せだった。 そしてもう充分だと感じている。 プレーすることは信じられないくらい楽しかった、ピッチにいるよりマッサージベッドで多くの時間を費やすようになったら、 そんなのが長いと楽しくないよ。頭の前に身体がストップって言ったんだ。
(2004.10.11)


 

自信有り

スコットランド戦、ルンデクバンのシュートを手で止められ、もらったPKを蹴ったのはステファン・イヴェルセン。
「ゴールするのは確実だった。 実際100パーセント確かだったよ。 それにキーパーが動くのが早かったからね。 彼は僕が隅に蹴るだろうと思って動いた。だから僕は反対側の空いたゴールに蹴るだけでよかったのさ」
以前はPKキッカーといえばレクダル、その後はソールシャーが蹴ったりしていたんだけど、 今後はステファンの担当になるのでしょうか?
でも怪我が多いからなぁ・・・・アヤックス時代は何故かチームのPKキッカーだったベルさんってこともあり得る・・・?
(2004.10.11)


 

胃が痛い・・・

スコットランド戦はステファンのPKでの1点を守りきり0-1で勝利。
GK
Thomas Myhre
DF
Andre Bergdølmo, Erik Hagen, Claus Lundekvam, John Arne Riise
MF
Jan Gunnar Solli, Tommy Svindal Larsen Jan Derek Sørensen (Martin Andresen from 74min.), Steffen Iversen (Frode Johnsen from 89min.), Magne Hoseth (Morten Gamst Pedersen from 58min.)
FW
John Carew.
(2004.10.10)


 

癒されました・・・

読者からの質問に有名人が答えちゃうぞというVGの恒例企画、スコットランド戦を 前にいつも一言多いあの方が登場!

Q: あなたのフットボールキャリアの中で最高のものは何? ユナイテッドでCLに優勝した時?
A: 僕のベストは95年にブラックバーンでリーグ優勝したことだよ。 チャンピオンズリーグで優勝した時は故障中だったから。

Q: スコットランド戦ノルウェーは何をするべきかな? スタメンでトミー・スヴィンダル・ラーシュンを使うべき?
A: トミーはスタメンにするべきだよ。 マルティン・アンドレセンとアドリアン・ガシは一緒にプレーすべきだと思う。 ここ三試合で中盤の中央は問題を抱えていた。 トミー一人では大きな違いを引き起こせないが、もしガシがフローデ・ヨンセンのポジションで プレーしたら2つのポジションに3人の中盤のプレイヤーを抱えることになる。 ガシは後ろから走り込んでくるのがものすごくうまいよ。
ペッテ・ルディを右サイドに欲しい、。彼はここのところずば抜けていい試合をしてるから。そしてガムスト・ペデルセン が左だね。彼らは典型的なウインガーでサイドのミッドフィールダーだ。 そうしたらチームのバランスが良くなる。
ヨン・カリューもいいよ。彼はステファンより躍進している。 そして彼の速いフィニッシュが欲しい。
ガムストがオフェンシブに右サイドでもチャレンジすることが重要だ。 彼はスコットランドが一番苦手とする部分だ。 ガムストはボールを中盤より前線のプレイヤーに渡さなくちゃいけない。同じことがガシにも言える。

Q: アドリアン・ガシについて何かコメントは? 彼のフットボールプレイヤーとしての将来について予言できる?
A: ガシはものすごく大きなフェイントで相手を抜くのがうまいよ。 ターンも速い。彼は自分でボールを持ちこもうとして取られてしまうというクセがあるのが問題だ。 彼が相手選手を超えてよく見ることができればもっと効果的になるよ。
ガシはとてもいいシーズンをすごしている。もしこれを続けてもっと成長できれば、 彼は確実に代表選手の固定メンバーになるよ。
(2004.10.9)


 

アイドルがゆく!

年々兄貴化が激しくなっているノルウェー代表の中に咲く、一輪の花、ガムちゃんこと モルテン・ガムスト・ペデルセン。
「単に8試合のうち1試合外れただけだよ。以前より高いレベルでトレーニングしてるんだ。 自分がいいコンディションだって感じるよ」
先日のローバーズの試合でベンチ入りも果たせなかったことなんて関係なし。
「バランスもいいし、トレーニングでも良かった」
監督もそれは認めているようで。
「モルテンは仕上がっている。 しかしもちろん彼は最近あまりプレーしてないっていうのはいいことではないがね。 試合に対して準備できているかどうかによるものだ。しかしポジション争いがあるという のも考慮しないと」
今回のスコットランド戦ではブラックバーンでのチームメイトと対戦することになるガムちゃん。
「トレーニング中どっちが勝つかについて軽口を叩いてたんだ。 この試合を前に両チームがプレッシャーを開放しただけさ」
英国のメディアはバリー・ファーガソンがブラックバーンを離れ、古巣レンジャースに 帰るのではないかという報道をしているようだが。
「彼を失いたくないよ。バリーは高いレベルを持つ権威あるタイプだよ。 フィジカルも強いし、若干の弱い部分を除いてオールラウンドなプレイヤーなんだ。 彼はこの前のアストンヴィラ戦でものすごく良かった。ゴールしたし、きちんとイニシアチブを とっていた。でもそれが彼にとっていいなら可能性はあるんだろうね。僕らには良くなくても」
ちなみに・・・
「ホテル暮らしには飽き飽きしたよ。 だから最終的にはマンチェスターに自分のアパートを見つけたんだ」
社長さんとのお家探し、無事完了していたようです。
・・・まさか、社長も一緒じゃないよね??(笑)
(2004.10.9)


 

口でも負けません

「スコットランドの良かった年のメンバーたちはいなくなった。彼らはその時ほど 良くないよ。 代わりに投入される選手たちのレベルも劣っている。 同時に彼らは2人の個人プレイヤーも擁している。 全体的なスキルはノルゲのほうがスコットランドより上だ。 彼らのディフェンスは疲弊している、特に右サイドバックがね。 明日ノルゲにはチャンスがあると思うよ」
そういえば、レンジャースでプレーしていたベルクのコメント。
「敗れてスコットランドに勝ち点3を献上するのは良くないよ。そては状況を難しくする。 そのためにこの秋の予選試合ではスコットランド、スロベニアとノルゲが並ぶことになると思う」
勝つために必要なのは?
「攻撃的にいくこと、でも高いプレスは必要ない。 キックオフ直後のスコットランドの競り合いを見定めることが重要だ」
この人の言うことを信じていいかはともかく、頑張りましょう!
(2004.10.9)


 

混乱

マルメでプレーするヨン・インゲ・へイランが足に痛みを訴え、スコットランド戦 出場は絶望的、代表ドクターは投薬と治療の必要があるとコメント。
一方、故障明けのリーセットは出場微妙。
「リーセットは木曜日のトレーニングではいい状態だった。 何の異常も起こらなかったが今日の午後もう一度見てから決める」
ディフェンスの人材不足が深刻。
リーセット、ヘイランがダメなら、ベルさんとエリック《パンサー》ハーゲンですかね?
(2004.10.9)


 

お先です

ノルウェーU-21がスコットランドに0-2で勝利。
「今日はとても満足している。特にオフェンスがものすごく良かった。 多くのチャンスを創り出していた」
喜ぶハルヴォール・トーレセン監督。
「私が率いるようになってから最高のパフォーマンスだった。 これの試合で我々はグループから一歩抜け出したよ」

GK
Jan Kjell Larsen
DF
Morten M. Skjønsberg, Kristian Flittie Onstad, Lars Martin Engedal, Lars Kristian Eriksen
MF
Christian Grindheim, Kristofer Hæstad – Bjørn Helge Riise, Lars Iver Strand (Tomasz Sokolowski from 89min.), Daniel Fredheim Holm
FW
Eirik Markegård (Trond Erik Bertelsen from 60min.)
先輩たちもこの勢いでお願いします。
(2004.10.9)


 

いい先輩

この前のリーグ戦ではベンチにも入れなかったガムちゃん。
でも絶望はしていないという。
「うん、人生には浮き沈みがあるからね。逆境は以前にもあったよ。 TILは降格しやし、クラブでプレーするのに経済的問題もあった。 だから僕はタックルにも耐えないとね。ただ、頑張って仕事をする、そうしたら道は開けてくるんだ。 それに監督はチームを回転させてスタートから多くのプレイヤーの可能性を見たいと言ってたから」
前向きなガムちゃんを励ましてくれたのが、プレミアリーグの先輩からの電話。
「オーレ・グンナルは僕が石のように硬く仕事を続けること、そしてトレーニングでは 走って少し叫ぶべきだって言ったんだ。 ソールシャーはプロの生活にはいくらか良い時も悪い時もあるってよく知ってるんだ。 そしてとても気持ちよく僕と話をするため頼まれてもいないのにコンタクトを とってくれたんだ。 それは彼が僕を高く評価してくれてるからだよね。僕らは代表招集のときに一度会っただけなんだから」
ニコニコ笑顔が浮かびます。
(2004.10.7)


 

一言言わずにいられない

スコットランド戦を前に、かつてはレンジャースでプレーしたこともある元代表キャプテンもグラスゴー入り。
「スコットランドは素晴らしい仕上がり状態とはいえない。 しかし信じられないようなプレー態度を見せる。同時に彼らはディフェンスが弱い。 特に右サイドバックがね。もしノルウェーが冷静に賢くプレーすれば、後半には可能性が出てくると思うよ」
何かと余計なことを言わずにいられないベルクのこと、 現監督についてもズバリ言いますわよ。
「代表監督は親善試合と予選試合が違っているということを軽視していると思う。 大きな違いなのにね。監督は理解していないようにみえる」
相変わらずです。(ボキャブラリーが少ないのも)
(2004.10.7)


 

昨日の残り

スーザン・ナムッドゥという女性が、自分の産んだ子供は、カリューの息子であると発言、 DNA検査の結果、実際に彼が父親であることが判明した。
「パパになったことを喜んでいる。まだきちんと自分の息子に会っていないが、 可能な限り早くそうしたいよ、約束する。そうなっても言うつもりはないけど」
パパになったことには喜びを表したものの、マスコミの反応にはかなりお怒りのご様子。
「僕の息子をメディアから守るようにする。全てが敬意を払ってくれるよう願うよ」
ノルウェーの芸能誌Se og Hørが彼の息子の写真を掲載、プライベートに 踏み込まれたことが気に入らず、母親が写真を売ったことも嘆かわしいと語っている。
(2004.10.6)


 

そろそろですか

故障もようやく癒えて来たロニー・ヨンセンがニューカッスルリザーブの試合に60分間出場。
「ずっとプレーする計画を立ててきたんだ。 復帰するのは素晴らしいよ。もうあと少しのところまで来ているんだ」
代表戦終了後のリーグ戦に出場できるかはまだ微妙。
「復帰するチャンスを得られるかどうかは監督が決めることだ。 もちろん早くコンディションを整えなくちゃいけないけど。昨日の試合は僕にとって良かったよ」
一時は所属クラブ無しで、求職中だったロニー、今はプレーできることに喜びを感じているようです。
(2004.10.6)


 

勇気ある決断

ハレイデ監督はスコットランド戦にステファン・イヴェルセンをセンターフォワードとして使う構想が・・・??
「ステファンは中央がベストなんだよ。 彼は今元気だし、ヴォレレンガでも好調だ。 彼はスコットラン戦で我々にとって重要な存在になるよ。 彼はイングランドで経験を積んでいるから」
これまでは中央ではなく、サイドの攻撃的なポジションで使われることが多かったステファン。
「僕はとてもコンディションがいいんだ。オーゲにアピールできるよ。 スコットランド戦は厳しい戦いになるだろう。この戦いを制した方が今後を決めるだろう」
ずっと故障とコンディション不良を繰り返してきたステファンだが、故郷に帰って気力体力共に充実。
「ローゼンボルグかスパーズでプレーしていた時以来だよ。けど何か特別なものが足りないね。 まだ2つのステップを踏まないと」
(2004.10.6)


 

庶民派

スコットランド、スロベニア戦のメンバーに選ばれているVIFのアドリアン・ガシは 現在も自宅からクラブまでは電車通勤。
唯一の愛車ボルボのスタンダードステーションワゴンは彼女に譲り、HortenからOslo Sまでは電車、そこからVallhallまではT-barn(地下鉄)で通っている。
「2台も車を買う経済力がないんだ。 それに車を買うより電車を使ったほうがもっと自由な時間があると思うよ。 くつろぐ時間がちょっと多く取れるんだ。そのうえ、トレーニングが始まるまで、僕は 他のプレイヤーたちより起きているのが長いしね」
と語る彼は、毎日7時半起きだそうです。
コソボ出身のガシ、決して裕福な環境で育ったとは言えず、ノルウェーリーグの給料では 贅沢もなかなかできないのが現実。
大変なことも多いでしょうが地道に頑張って欲しいです。
(2004.10.5)


 

故障と休息

スコットランド、スロヴェニア戦のメンバーに選ばれていたロアー・ストランが 故障のため代表を辞退。
「怪我をして体が休息を必要としていると感じたから、代表ツアーから帰ってきたんだ」
かなり痛みはあるものの、この代表戦の期間身体を休め、リーグ戦再開時には再びピッチに戻るつもりでいる。
同僚のリーセットもアキレス腱を傷めているものの、こちらは代表に帯同して治療を 行い、出場に備えるそうです。
(2004.10.4)


 

残3

ノルウェーリーグも残すところあと3節。
首位を走るRBKがハムカムに2-0で破れ、2位につけていたVIFがオッドをに4-2で勝利したため、 両チームの勝ち点差は1まで縮まった。
ローゼンボルグの12連覇に赤信号?!
「こんな試合をしていたら、優勝なんて出来ないよ」
お怒りなRBKのオーラ・ビー・リーセ監督。
「我々は忙しい、疲れているのは明白だ、頭も足もね。 にもかかわらずこれ以上のパフォーマンスを見せなければならない」
チャンピオンズリーグの試合もあるため、スケジュール的にかなり厳しいRBK。
「幸運にも次の試合まで2週間ある。僕らはアーセナル戦でいいプレーをした、だがハーマルではひどい内容だったよ。 そんなことがあるんだ。 そひてまだ首位にい続けているのは運がいいよ。勝たないとそうならないんだからね。 最終的にリーグ優勝できるぐらいの好調を続けられると思ってるよ」
ホフトゥン兄貴が目指すのはもちろん優勝です。
一方、追い上げるヴォレレンガ。オッド戦で2ゴールあげたのはステファン・イヴェルセン。
「これからも可能な限りゴールするよ」
追撃体制は万全ですが、いかんせん、優勝してもVIFではCLで活躍できるだけの力がないのが厳しいところ。

あと、スターベク、モルデ、ボド・グリムなど好きなチームが下位を低迷してるのが寂しい限り。
マルさーん、どうしてますかー??
(2004.10.4)


 

休息

アストンヴィラ戦ではスタメンを外れ、ベンチにも入っていなかったガムちゃん。
「全くストレスはないよ。トロムソに来た時だってプレーするのに二ヵ月半かかったんだからね」
マーク・ヒューズ監督に代わって、少々のメンバーチェンジが行われ・・・
「彼らは多くの新しいこととたくさんのプレイヤーを試そうとしていた」
次のミドルスブラ戦ではチームに戻っているつもりのガムちゃん。 でもその前にこの試合が・・・。
「代表のスコットランドとスロベニア戦を楽しみにしている。 自分がいいコンディションだって感じるんだ」
どうぞよろしく。
(2004.10.3

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