2004年11月

タフでなければ生きられない

代表のアシスタントコーチを務めるスティグ・インゲ・ビヨルンビーがかつてのチームメイト、ブラックバーンの マーク・ヒューズ監督と会談。
話題はもちろんアノ人のこと。
「ヒューズは彼にタフになることを学ばなければ、と言っていた」
ガムちゃんことモルテン・ガムスト・ペデルセンはここのところ出場の機会を与えられず、ベンチ君に甘んじる日々。
「彼はポジティブだし、差し当たって心配するような理由はない。 ヒューズはモルテンには多くの素晴らしい才能があると考えている、しかしイングランドフットボールの世界では 他の選手より素早く馴染まなければならない。 彼はトレーニングで自分を作り上げるべきだ。まだそうなっていない、彼は毎日学ぶことができる環境にいるんだ。 フィジカルもスタミナもプレーしているときの選択と判断にしても。しかし彼はまだスタートについたところだからね。 ヒューズは彼に多くの才能があると考えているよ」
笑顔を失わず頑張って欲しいです。
(2004.11.30)


 

ノーです

女子代表チーム監督就任への打診があった元RBK監督のオーラ・ビー・リーセ氏だが、 辞退する意思を表明。 他にもオファーはあるらしく、再就職先はこれから決めるとのことです。
(2004.11.30)


 

お待たせ

深刻な膝の故障で手術をしたバッケ、すでに欠場がいつからか分からないくらいですが、ようやく復帰の目処がついてきた。
「アイリクはすごい進歩を見せている、ものすごい回復だよ。彼は既に多くのランニングをこなして、肉体を作り上げている最中だよ。 12月中には通常のトレーニングに戻るべきだろう、そして1月の終わりには試合に間に合うようにと思ってるよ」
リーズのフィジカルトレーナー、デーブ・ハンコック氏。
「12月より前にプレーするのは非現実的だよ。 昨年は早く復帰しすぎたんだ。だから彼は今回時間に任せることに決めたんだ。 彼は復帰の期日を考えていない、重要なのは完全に回復してから復帰するってことだ」
怪我を繰り返す息子にパパのスベイン・バッケは楽観を許していない。
(2004.11.19)


 

元たらし2号

ミーカ・コッピネンがトロムソからローゼンボルグに移籍することに。
「うん、決める前にヤンネと話をしたんだ。 そしてローゼンボルグはトップクラブだという印象を持っていると保証してくれた」
かつてRBKでプレーしていた同郷のヤンネ・サーリネンに助言を求めたミーカ。
とりあえず、3年契約でまとまり、あと2試合トロムソでロイヤルリーグの試合を戦った後は、 移籍金無しでRBKに加入。
「トロムソにいた間は山あり谷ありだったよ。 1部に降格したり、この前は昇格したりね。
ローゼンボルグでは何かを勝ち得ることができる。 トロムソで可能性がなかったとは思わない。だけど全てのプレイヤーの希望はトップクラブでプレーすることだ。 そして僕は今チャンスを掴んだんだ」
RBKのマネージャールネ様は、高齢化するディフェンスラインの強化としてミーカの獲得に満足しているご様子。
「ミーカを連れてくることができてとても満足している。 我々の話し合いは一進一退だった。 しかしミーカからいいフィードバックを受けて我々がある程度良くなることに疑いはない」
ミーカをディフェンシブMFとセンターバック両方で使える選手として期待しています。 (TILでは右サイドバックとセンターバックでした)
(2004.11.19)


 

そろそろ諦めた・・・

「僕はぜひともフットボールがやりたいんだ。今はそうじゃない。 だからヴォレレンガにシエナと話し合いをするように依頼したんだ。そこから何か得られるかもしれない」
イングランドでプレーすることを切望していたトーレ・アンドレ・フローですがシエナとの契約も今シーズン限り、故郷に戻ることも 視野に入れ始めた様子。
「給料がすごく下がることも覚悟しているよ」
彼はノルウェー人プレイヤーでもトップクラスの高給取りですから、諦めないといけないものも多そうで・・・。
(2004.11.17)


 

またよろしく

ロンドンで行われたオーストラリア戦、イヴェルセン、ガムちゃんがゴールを決めて、2-2のドロー。
GK:
Thomas Myhre
DF:
Hassan El Fakiri, Erik Hagen, Claus Lundekvam (Ragnvald Soma from 46min), John Arne Riise
MF:
Thomas Holm (Ardian Gashi i 46. minutt), Magne Hoseth , Alexander Ødegaard (Bengt Sæternes from 46min), Steffen Iversen (Brede Hangeland from 78min), Morten Gamst Pedersen
FW:
John Carew (Azar Karadas from 62 min).

ガムちゃんのゴールはゴールから16メートルの距離でのフリーキック。
「ものすごくいい気分だった。そしていいフリーキックだったよ。でも驚いちゃいないよ、以前にもこんなことがあったからね」
左足でのキックを得意としているガムちゃんは代表10試合で4ゴール目。
「最高の試合ではなかった、真ん中くらいかな。 僕らはプレミアリーグのプレイヤーと対戦した、クラブを代表するようなね。 でも僕は自分ができることを見せられたし、それは素晴らしいことだよ」

マルさんが欠場の際のキャプテン、ルンデクヴァンさんが前半で交代、後半からキャプテンマークをつけたのは代表4戦目のエリック《パンサー》ハーゲンさん。
「ちょっと非現実的だよ、三ヶ月前には考えもしなかったのにね」
最近代表に呼ばれるようになったとは思えない存在感を持つハーゲンさん。 彼を見るために各国のクラブがスタンドに姿を見せたという噂です。
(2004.11.17)


 

待てません

「フットボールをするためにブラックバーンにいるんだ。 けどそんなに多くはできていない。 僕は試合の後、マーク・ヒューズと話をした。 そして僕はプレーしたいって言ったんだ」
最近ブラックバーンではベンチにも入れないことが多いガムちゃん。
「彼は忍耐を学ばなければいけない、この先多くの機会を与えられることになるだろうと言ったんだ、けど僕は 今プレーしたい」
スーネス監督に熱望されてやってきたガムちゃんだけど、移籍直後に監督交替で、なかなか認めてもらえる時間もないうえ色々 チーム事情もあるようで。
「とてもハードなトレーニングをしたからすごくいいコンディションだよ。 マンチェスターユナイテッド戦でデビューしたことは信じられないようなことだった、でもプロの生活にはメダルの裏側も あるんだってことを感じているよ」
元ブラックバーンで代表アシスタントトレーナーのスティグがヒューズ監督との会談を希望しているという話について、
「いいと思う。そこから何かを得られるかもと希望を持っているんだ」
とりあえずはブラックバーンでのチームメイト、エマートンとニールがいるオーストラリア戦で、いいプレーを見せたいと 意気込んでいる。
(2004.11.15)


 

表裏一体

「人生にはフットボールよりも大事なものがあるってことを示したいんだ」
ヨーン・アルネ・リーセは最近右腕に娘のアリアナちゃんの名のタトゥーを入れた。
「アリアナは僕にとっての全てを意味する。 今彼女がここにいるって分かるんだ。 夜寝るときも、朝起きる時もね」
実は彼がタトゥーを入れたのはアノ人の影響らしいです。
「僕はディビッド・ベッカムが好きで、彼がやっているよね。 彼は僕のお手本なんだ」
ノーコメントで・・・(汗)
(2004.11.15)


 

この人こそコスモポリタン?

・・・って書いてて、スパゲッティナポリタンを思い出しましたが(苦笑)、日本でもプレーしたことのある トーレ・ペデルセンが一旦は引退を決めたものの、まだプレーを続けるかどうかで揺れているご様子。
ノルウェーリーグ2部のFKスパルタでトレーニングに参加。
「土曜はチームとトレーニングしたよ。 差し当たっては自分のコンディションを保っておくためのものが多かったけどね。 何かを決める前に、どのくらい時間が必要なのか、フットボールと自分の仕事を両立できるのか、見なくちゃいけない」
そうそう、ノルウェーリーグは多くは兼業のアマチュアですから。
セルベク、リレストローム、ブラン、イエテボリ、オールダム、サンレッチェ広島、ザンクト・パウリ、ブラックバーン、 アイントラハトフランクフルト、ウインブルドン、トロスヴィーク、フレデリクスタでプレーしてきたトーレ、また新たな経歴を 加えることになるのでしょうか?
(2004.11.15)


 

その裏で・・・

ノルウェーリーグのシーズンが終了ということで、来期に向けての補強やスタッフの人選に関する噂がちらほら。
スターベクが降格したため、マルさんは移籍先探し。
ローゼンボルグとの話し合いの後はブランとも会談。
あのミニがボド・グリムの監督に就任か? なんて話も。
(2004.11.11)


 

開幕

遂に始まったロイヤルリーグ。
RBKはGKエスペン・ヨンセンの出来が今ひとつだったらしく、いきなり4失点。先行きに不安が・・・
VIFとブランは1点を守りきりました。

Esbjerg-VIF 0-1
RBK-Djurgåden 4-4
Brødby-Tromsø3-2
Brann-Halmstad 1-0
(2004.11.11)


 

今年も

行われたNISO(ノルウェープレイヤー協会)による2004ノルウェー優秀選手の発表。

昨年に引き続き、最優秀プレイヤーは、この人。
Claus Lundeknam(Southampton)
そんなに活躍していたとは思えないけど、他にいないので・・・という感じ? 国外でプレーする選手の中では最もコンスタントに出場していたのが評価の理由かな。 「プレイヤーたちが決める賞だから受賞できて誇りに思うよ。 とても誇らしい受賞だよ」というのが本人のコメント。

ノルウェーリーグ最優秀プレイヤー
Alexander Ødegaard(Sogndal)
意外にも最下位に終わったソグンダルからの受賞。
「受賞するなんて思ってもみなかった。 どうもありがとう」

ノルウェーリーグ好敵手プレイヤー
Erik Hagen (Vålerenga)
妥協しないプレーぶりと代表での活躍が評価されての受賞。 授賞式は残念ながら病欠。

女子年間最優秀選手
Christy Moore(Fløya)
オーストラリア人プレイヤー。リーグ加入初年から20ゴールを挙げ、 チームのリーグ3位に貢献。

NISO功労賞
Henning Berg
「あまりよくわからないんだけどね。こんな賞を受けられてもちろん誇らしいし、 嬉しいよ。 私は信じられないくらい幸運で、プレーし続けることができたし、監督たちにもめぐり合ってきた。 人は人生のうちで多くのアクシデントに見舞われるものだけど、僕はたぶんかなり正しい選択を してきたんじゃないかな」
ほ、本当にそれでいいんですか?!(笑)
ヤングプレイヤーオブザイヤー

Daniel Fredheim Holm(VIF)

ベストイレブン
Arni Gautur Arason (Vålerenga)
John Arne Riise (Liverpool), Erik Hagen (Vålerenga), Claus Lundekvam (Southampton), Axel Smeets (Ham-Kam)
Morten Gamst Pedersen (Blackburn), Raymond Kvisvik (Brann), Alexander Ødegaard (Sogndal), Ardian Gashi (Vålerenga)
Frode Johnsen (Rosenborg), Steffen Iversen (Vålerenga)

(2004.11.9)


 

それなら

ヘーレンフェーンに移籍したもののベンチ君に甘んじているダニエル・ベルク・ヘスタッドをヴォレレンガが狙っている。
とはいえ、古巣モルデも諦めていない。
「我々は定期的にダニエルとコンタクトを取っている。 もし彼が帰ってくるなら当然モルデを選ぶことを願っているよ」
彼の父親とおじさんもモルデのプレイヤーだったそうですから・・・
(2004.11.9)


 

なんだかなぁ・・・

11/16にロンドンで行われるオーストラリア戦を戦ういつものちょっとなんだか・・・の面々。
既にベルさんが故障のため辞退し、モナコのエル・ファキリが代わりに選ばれています。

GK:
Espen Johnsen (Rosenborg)
Thomas Myhre (Sunderland)

DF:
Hassan El Fakiri(Monaco)
Erik Hagen (Vålerenga)
Jon Inge Høiland (Malmø FF)
John Arne Riise (Liverpool)
Ragnvald Soma (Brann)
Claus Lundekvam (Southampton)

MF/FW:
Magne Hoset (København)
Azar Karadas (Benfica)
Tommy Svindal Larsen (Nurnberg )
Morten Gamst Pedersen (Blackburn )
Sigurd Rushfeldt (Austria Wien )
Jan Gunnar Solli (Rosenborg )
Bengt Sæternes(Brann )
Alexander Ødegaard(Sogndal )
John Carew (Besiktas)
Steffen Iversen(Vålerenga )
(2004.11.9)


 

残念

本日のノーリッジ戦、ガムちゃんは欠場。
「メンバーに入ってるという連絡を受けたんだけど、 膝に痛みを感じてるんでマンチェスターの家で休んでおくよ」
しかし故障の程度は深刻ではない模様。
「2日ほど休むように言われたんだ、けど月曜日には通常のトレーニングができると思うよ」
(2004.11.6)


 

ここも嫁次第?

ヴォレレンガで息を吹き返したステファン・イヴェルセンにセリエAのラツィオ が興味を持っているらしい。
仕掛けたのはかつてラツィオでプレーしていたことがあるというペール・ブレーデセン。
「私はイタリアのいろんなクラブとコンタクトを取ってきた。 私はステファン・イヴェルセンをラツィオに推薦することに決めたんだ。 この秋私は彼に関する多くのレポートをクラブに送ったよ」
FWの選手を欲しがっているラツィオは結構その気になってきつつあるらしいが、 ヴォレレンガもステファンが加入してから一敗もしていないとあって、 ロイヤルリーグも控えた今、手放すかどうかは判断の難しいところ。
(2004.11.4)


 

第二の

エリック・トルストヴェットと言われる(?)若手期待のGK、ハウゲスンのヤン・チェル・ラルセン君が チェルシーでトライアルを受ける模様。
「チェルシーがU-21の試合で彼を観察していた。多くのビッグクラブが彼に興味を持っているのは知っているよ、 けど月曜から彼が一週間のトレーニングに参加することを望んでいる」
と、ハウゲスンのマネージャー、ニルス・ハルヴォール・ベルゲも認めている。
まだ21歳のラルセン君は、身長193センチと体格はエリク様並み。でも顔はリーセ系・・・?
(2004.11.4)


 

嫁が怖い

チャンピオンズリーグ、アイントホーフェンに乗り込んだローゼンボルグはPSVに1-0で敗戦。
「完敗だよ。PSVは我々よりいいチームだった」
すっかり諦めムードのオーラ・ビー・リーセ監督。
現在アーセナルに引き分けた勝ち点1のみでグループ最下位のRBKは グループリーグ勝ちぬけがなかなり苦しい状況に陥っている。
「パナシナイコスが1-1で引き分けたから、我々にも可能性はある。 けどそんなに大きなチャンスじゃない」
と、フレドリク・ウインスネス。

この試合、注目だったのは試合内容より、スタジアムのVIPシート。
RBKの会長、マネージャーのルネ様、役職不明のミニと一緒にゲストとして招かれた トロン・ソリード氏とその妻クリステルが試合を観戦。
実はソリード氏のRBK復帰についての決定権はこの妻が握っているらしく、
「我々はトロンと話をした。だがほとんどは試合についてではなかった。 彼らは彼の妻が決めるというので、我々は代わりに彼女を説き伏せようとしたんだ」
さすがのミニもかなりご苦労したようです。
しかし結局、ソリードの出したコメントは就任に否定的なもの。
「ブルージュとの契約がまだ残っているという理由から、ノーと言うのは難しいことじゃない。 だが心情的には難しいね」
とりあえず、少なくともベルギーリーグのシーズン終了までの就任はないのではと見られている。
(2004.11.3)


 

引く手あまた

スターベク降格ということで、他クラブがキャプテンのマルティン・アンドレセンを狙っている。
「我々は会長にマルティンとの話し合いを求めるコンタクトを取ったよ」
と、リレストロームの会長アジ(ヤン・オーゲ・フィヨルトフト)。
「マルティンと話をすることができればいいことが起こりうるよ。 私は彼が来シーズン1部リーグでプレーするつもりはないとみている。 彼は早くトロンハイムに連れてきたいと思っている興味のある選手だ」
ローゼンボルグのマネージャー、ルネ様もマルさん獲得を狙っている。
ついでにRBKはヴォレレンガのステファン・イヴェルセンの古巣復帰も願っている。
「彼をレルケンダールへ連れ戻すことを試そうとしてるのは事実だよ」
ステファンには国外の複数のクラブからもオファーがある模様ですが、 新婚のイングランド人の奥様の意見が多くを占めそうな気がしますねぇ・・・
(2004.11.1)


 

今度こそ

ヴィーキングのDF、ブレーデ・パウルセン・ハンゲラン君にプレミアリーグのエバートンから オファーが。
ノルウェーリーグも終了したところでとりあえず、チームの練習に合流し、テストを受ける模様。
「僕は以前にたくさんのトライアルでノーと言われてきたんだ。 でも今回は少し違うと感じる。もっと確かでワクワクするんだ」
本人既に結構その気です。
ヴィーキングの監督ロイ・ホジソンの元にはエヴァートンのモイーズ監督から問い合わせがあったとのこと。
「最近モイーズから電話がかかってきてハンゲランはイングランドのトップリーグにふさわしいか聞かれたんだよ。 たとえ彼の代わりになる選手なんてほとんどいないとしても、私は友人から助言を求められた時に嘘はつけない。 ブレーデは完全にプレミアリーグに充分ないい選手だ。私はモイーズにそう話した」
太鼓判をもらったハンゲラン君。イングランドに飛びたてるでしょうか?
(2004.11.1)

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